あの扉の向こうに『配達です』
あの扉の向こうには
「
割と平気そうに見えてた
マスクのせいでハッキリ見えないのもある
自信が持てずに目が泳いでる時
潤んでいる時、悩んでいる時
みんなはその目と声で感じ取るしかないんだよ
いろいろ悩んではつまづいて
『配達員』はアナタがいつも一人で泣いてるから
少しでも笑顔にと『配達』をはじめた
美味しいものを食べるとみんな笑顔になれるから
たとえ少しでも心が豊かになるように
ボクの心を絡めた品をお届けします
でも意外とアナタは普通の女性だったね
こんなにも支えてくれる人たちがいた事
悔しくてあふれる涙、嬉しくてあふれる涙
マスク越しに見える雫はきっと決意なんだろ?
流した分だけ願いがあるのだから
「自信がない」アナタが流した分だけ届けたい
いつか素顔の本当のアナタと話せる日まで
いつかたくさんの願いが叶うときまで
ボクはもうアナタに貰っているから
「ありがとう」の想いの品をアナタに
こう言ってあなたの前に現れます
『配達です♫』
」
そんな夢に向かう人に『配達』していく物語。。