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商品開発で悩む起業家へ モニターと共に作る成功への近道

商品開発の過程で行き詰まりを感じている起業家の方は多いのではないでしょうか。わたしは起業支援の現場で、数多くの真面目な起業家がこの課題に直面するのを見てきました。完璧な商品を目指して考え込めば考え込むほど、かえって自信が持てなくなる。そんな状況から抜け出すための具体的なアプローチをお話しします。
それは「自分の頭で考えること」と「お客様の声を聞くこと」、この2つをバランスよく組み合わせる方法です。今回は、効果的な商品開発の進め方について、実践的な方法をご紹介します。

受験勉強から学ぶ思考のバランス

皆さんは受験時代を覚えていますか?問題が解けない時、どうしていましたか?わたしは浪人時代に大切なことを学びました。現役時代は「わからない問題は最後まで自分で考え抜こう」と必死でした。しかし、それだけでは成果が上がりませんでした。

浪人してからは、学習方法を見直しました。まず10分程度じっくり考える。そして、行き詰まったら解答を見て学ぶ。ただし、単に答えを暗記するのではなく、なぜその解き方になるのか、自分のアプローチとどこが違ったのか、次に似た問題が出たらどう応用できるのか。そういった視点で解説を深く読み込み、自分の理解に変えていく。このサイクルを繰り返すことで、少しずつ成績が上がっていったのです。

なぜ独り思考だけでは限界があるのか

商品開発においても、じっくりと考えることはもちろん大切です。アイデアを深め、細部まで作り込んでいく過程は、商品の価値を高める重要な時間となります。

しかし、独りで完璧を目指し続けると、ある課題に直面します。それは、自分の考えの枠の中だけで思考が循環してしまうことです。特に真面目な起業家の方々によく見られるのが、「まだ準備が足りない」「もっと良くできるはず」と考え続けるあまり、実際のお客様の声を聞く機会を逃してしまうケースです。

モニターと共に作る商品開発の実践法

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?ここでわたしがお勧めするのが「モニターと共に作る商品開発」です。以下の3つのステップで進めていきます。

  1. まず、完成度20%程度でも良いので原案を作る

    • 核となる価値は何か、明確にする

    • 最低限の機能やサービスの流れを組み立てる

  2. モニターを見つけ、協力をお願いする

    • 知人やSNSでつながりのある方から探す

    • 現状と目指すゴールを正直に伝える

    • モニターの方の時間や労力への感謝を示す

  3. フィードバックを受けながら改良を重ねる

    • 定期的に使用感や感想を聞く

    • 改善点を一つずつ実装していく

    • 優先順位をつけて段階的に進める

成功事例から学ぶ現実的なプロセス

あるクライアントは、オンラインコーチング事業を始めようとして、半年間考え込んでいました。プログラムの完成度を上げようと努力するものの、確信が持てず、なかなか始められない状況でした。

そこでモニター2名に協力を依頼し、一緒にプログラムを作り上げていく方法に切り替えました。最初は手探りの状態で、モニターの方々の意見を聞くたびに大幅な修正が必要になることもありました。

「ここが分かりづらい」「この説明がもう少し欲しい」といった具体的なフィードバックを得ながら、毎週改善を重ねていきました。そして約1ヶ月後、モニターの方々から「これなら自信を持ってお勧めできる」という言葉をいただけるプログラムが完成したのです。

モニター探しの現実的なアプローチ

「モニターを見つけるのは難しそう...」

そう思われるかもしれません。確かに、適切なモニターを見つけることは簡単ではありません。でも、諦める必要はありません。

例えば、SNSでつながっている方や、セミナーでお会いした方の中から、あなたの商品に興味を持ってくれそうな方を探してみる。あるいは、知人からの紹介で協力してくれる方が見つかることもあります。

大切なのは、正直に現状を伝え、「一緒に良いものを作りたい」という思いを丁寧に説明すること。そして、モニターの方の時間や労力に対して、きちんと感謝の気持ちを示すことです。


まとめ 持続可能な商品開発へ

商品開発において、考えることと実践のバランスが重要です。独りで考えることで生まれるアイデアや工夫は、商品の重要な土台となります。その上で、実際のユーザーの声を取り入れることで、より確かな方向性が見えてくるのです。

一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれません。でも、モニターと共に進むことで、より確かな商品が生まれていくはずです。小さな一歩から、始めてみませんか?

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