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第9回「あの人との、ひとり言」コンクール作品応募受付中!

今年も始まりました「あの人との、ひとり言」コンクールも第9回を数えます。毎年多くの応募をいただいておりますが、今年も9月30日(月)の締め切りまで目一杯応募を受け付けておりますので、皆様ぜひチャレンジお待ちしております!

どのように書いたらいいの?
という方に向け、今日から「過去の受賞作品」を紹介して参ります。

何気ないひとことが心に沁みたり、忘れられなかったり…。
毎年そのような作品が多く受賞しております!

2023年度
 第8回 あの人との、ひとり言コンクール
大賞作品
作者:末っ子さん(愛知県)

■審査員コメント
※順不同・敬称略

「泣くな」と言い残して逝った、たったひとりの大切な人。夢の中に満面の笑顔で会いに来てくれたなんて、優しい夫だったのでしょう。「こんなお婆ちゃんになってしまったけれど、抱きしめてね」という末っ子さんのひとり言は可愛らしくて、いじらしくて。最高の男と女の姿。(湯川れい子)

とても仲がよいご夫婦だったことが伝わってきます。歳を重ねても「抱きしめてね」が言える姿が微笑ましく素敵です。(谷川花子)

旦那さまは男らしくとても素敵な方だったんだろうなと思いました。お婆ちゃんになった今でも抱きしめてほしいと思っている奥さまの愛の深さも素敵だと感じました。(木村光希)

夫の言葉に応えて安心させたくても、どうしたって泣いてしまう。弱いところも含めて、すべてをさらけだして、共に人生を歩んできた夫婦なのですから…。お婆ちゃんになったくらいはなんでもないこと、変わらぬ愛情を目印に会いにきて、そして抱きしめてくれたはず、と感じました。(右田昌美)


■カメヤマコメント

愛をもって言い残した「泣くな」の言葉は、昭和の男性ならではの強さとやさしさを感じました。でも、それに背いてたくさん泣いた作者の姿がまるで純真な少女のようで心を打ちました。「こんなに大好きなのに泣くななんて無理よ!」と聞こえてくるようです。夢の中で会いにきてくれた旦那様は、そんな作者が愛おしくてたまらないのでしょうね。最後の「抱き締めてね」もステキです。

皆様からのご応募、ぜひお待ちしております!

第9回「あの人との、ひとり言」コンクール 応募フォームはこちら


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