"普通"の男性でよいのにという話
36歳まで婚活をしていた私だけど、同じ時期に婚活をしている女性からよく聞くセリフがあった。
「普通の男性でよいのに、なかなか相手が見つからない。」
しかし、よくよく話を聞いてみると、この前デートしたあの人はこういうところが嫌だったとか、こういうところが合わなかったとか、ひとつでも気に入らないことがあるともうダメのようだ。
質が悪いことに、言っている当人は、この矛盾に気づいていない。友人には偉そうにアドバイスできても、自分のこととなると冷静に見れないことは往々にしてある。
そして、この婚活でいう普通の男性については、私もかつてそんなことを言っていたクチだったのでよくわかる。
そもそも、この普通の男性とは具体的に言うとどんな人なのだろうか。
・同年代
・年収600万円以上
・身長170cm以上
・そこそこのお顔
・大卒
・優しい
というところか。いや、もっと好条件かもしれないし、もっと多条件かもしれない。
条件のレベルが上がるごとに、そして、条件が増えるごとに普通とはかけ離れていくが、話を聞いてみると次から次へと条件が出てくるから面白い。
普通というのは、だいたいにして普通ではなく「普通以上」なのだ。
男性の側も普通という普通以上の女性を求めている場合、普通の男性に普通の女性は選ばれないので気を付けられたし。
今回は、普通の男性でよいと言いながら、実は細かいところまで含めると条件が山ほどあって、そして、それを全て満たすようなある女性のいう普通の男性は、彼女を選ばないという残酷な現実があるという話でした。
※逆もまた然りですが、私が女性なので、今回は女性側の視点で書いています。
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