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せめて若者ぐらいはソーシャルディスタンスを守ってよ

私は特に潔癖症というわけではありませんが、
なるべくなら家に他人を招きいれたくないし、
外に出掛けた服はすぐに着替えたいし、
外に出た服でベッドにの転がるなんてもってのほかだと思っています。

ポテチも素手でつまむのは嫌だし、
お菓子をあげると言われて手で袋から出したものを渡されるのも嫌いだし、
他人の握ったおにぎりはなるべくなら食べたくありません。

なので、最近の手洗いうがいやなんでもとりあえずアルコール消毒する文化は前より心地よかったりします。
アルコール消毒する時に誰かが触ったアルコールのボトルを触らなくちゃいけないのは少々気になりますが…


それはさておき、ソーシャルディスタンスという感染症のリスクをなるべく減らすために、他人との距離を2メートル離そうという考え方にはとても共感できます。
仲の良い人と接するときには不都合を感じますが、街中などで知らない人との距離を保てるのは個人的に喜ばしいことです。
知らないおじさんと近距離でいつまでもいたくはないですからね。


ところが、
ソーシャルディスタンスという言葉の意味が分からないのか、
もしくは、意味は分かっているが、敢えて距離をとらないようにしているのか、
やたらと距離を詰めてくる老人の方をよく街で見かけます。

確かに、スーパーなどで並んでいると、早く会計を済ませたくて、距離を詰めたくなる気持ちは分かります
しかし、足元に足のマークなんかがあって、距離の目安が分かりやすくなっているにも関わらず、距離を詰めてくるのはさすがにどうかと思います。


ようやくここで本題ですが、先日薬局に行ったときにソーシャルディスタンスを守らない人がいました。

そこも他と同じように足元に足のマークがあり、私はそれに倣って並んでいたのですが、背後に気配を感じ、振り返ると、すぐそこに顔がありました。
もう少し私が顔を近づけたらキスできそうな距離です。

彼は年が私と同じくらいの20代ぐらいといったところでしょうか。
携帯に夢中なようで私が見ているのには気が付いていないようでしたが、さすがに近すぎでしょう。
店内も特に混んでいるというわけではなく、列に並んでいる人数も5,6人ほどです。


今のようなご時世じゃなくても、ちょっと嫌です。


携帯に夢中だから、しょうがないのかなと思っていたら、私が前に進んでも距離を保ってくるのです。

そこで、私はフェイントをかけてみることにしました。
前に進んだふりをして、急に止まってみました。

すると、彼は直前で気づいたのかしっかり私にぶつからずに済んでいました。


さすがに私も我慢しきれなくなったとこで、そのさらに後ろに並んでいたおばさんが、

「あなた、ちょっと距離が近すぎるわよ。」

と言ってくれました。
すると彼は、

「は?どこに並んでも別にいいでしょう。」


なんと、一番被害を被っていたのは私なのに、そのせいで若い男とおなさんが揉めだしました。


そうこうしているうちに、レジが私の番になったので、なんとなくその場は収まりましたが、あーいう時ってどうするのが正解なんでしょう?

早い段階で、注意するべきだったんでしょうか。

未だに答えが分かっていません。

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