会話のタイミング
「大勢で会話していると会話に参加するタイミングがつかめない」
ということが多々あると思いますが、そんな中でも私の後輩にひと際、それが下手な人がいまして、彼の話を書きたいと思います。
便宜上、彼をA君と呼びたいと思います。
ある時、確か大坂なおみ選手が初めて全米オープンで優勝した時のことです。
その当時、私は大学の研究室の休憩スペースでみんなで大坂なおみ選手のニュースを見ていました。
所詮、素人の集まりですが、井戸端会議をするおばちゃんのごとく、みんなであーでもないこーでもないとくだらない議論を繰り広げていました。
そんな中、一言も発してない人がいることに気が付きました。
それがA君です。
まぁこれは言ってしまえば、いつもの光景です。
そして、いつものようにみんなでいじり始めました。
「なんか喋れよー」
「なんか言いたいことないんかー?」
みたいな感じです。
いつも、それを言って彼がおろおろしてるのをいつもみんなで見て楽しんでいました。
その時も彼は
「なっ…えーっと…」
って感じで何を喋るでもなく、会話にならない言葉を発し始めました。
その間にテレビのニュースはどんどん進んでいき、話題が変わった瞬間に彼が言った一言は…
「誰や、このおばちゃん!!!!」
でした(笑)
いや、こっちも知らんし…
唐突すぎて、大爆笑でした。
やっぱタイミングって最強だな
と思いました。
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