インターネット社会の問題 娘のSNSを見た父親
インターネットのすさまじい普及によって、SNSで名前も顔も知らない人と簡単に繋がれるようになりました。
SNSアカウントの中には、自分の趣味嗜好が全開すぎて、家族にすら見られるのが恥ずかしいものもあるのではないでしょうか。
私も見られるのはちょっと恥ずかしいですね…
逆にネットの中だからこそ、家族にも見せない素が出せたりすることもあります。
しかし、その一方で、SNS関連のトラブルもたくさんあります。
お互いの素性を知らないからこそ、トラブルに巻き込まれたり、匿名だからこそ、簡単に誹謗中傷したりすることがありえるわけです。
そんなネット社会で、娘のPCの中身を見た父親を描いたのが
『search』という映画です。
この映画がAmazonPrimeで11/27まで100円でレンタルできるセールをやっていたので、紹介したいと思います。
※一応ネタバレは避けますが、それでも見たくない方はぜひ映画を視聴してから読んでください。
映画『search』
日本では、2018年10月26日に公開され、全編PCの画面上で展開されるという斬新なサスペンス映画です。
あらすじ
主人公は妻を病気で亡くした父親で、娘と2人で暮らしていた。
娘とはあまり、うまくいってなくて、関係はかなり希薄なものになってしまっていた。
そんなある日、16歳の娘が突然行方不明になってしまう。
誘拐なのか失踪なのかも分からない。
主人公は娘とほとんど会話をしてこなかったために、心当たりもなく、交友関係すら知らなかった。
また、通っていたはずのピアノ教室もやめていて、手掛かりがなにもなかった。
そこで、娘のPCを見つけた主人公はなんとかログインすることに成功し、娘のSNSを覗いてみたのだが、そこには自分の知らない娘の姿や交友関係が次々と映し出されて…
感想
すべて、PC画面ということで、途中で見るのに疲れて飽きてしまうかと思っていたが、そんなことはないぐらい、序盤から一気に引き込まれて、さらに目まぐるしい展開でとても楽しめました。
娘を探す父親の必死さに手に汗握るし、インターネットという性質上、出てくる人物がみんな怪しく見える!!!
途中にニュースの映像なども差し込まれて、世間の声がリアル。
タイトルの『search』が、単純に検索する・娘を捜索するという意味の他に、本当の娘の姿を探す・家族のあり方を探すという意味にも捉えられるなと思いました。
伏線もたくさんあって、見ごたえたっぷりです。
ぜひ見てみてください。