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ウィンナポルカのpiccoloは楽しい! 中欧周遊記 4/n ブダペスト編③


こうもり@ハンガリー国立歌劇場

チケット購入

事前に調べていたので、前日カウンターで伺うと、学割で半額‼️最上階の安い席を約1700円でゲットできた。歌劇場は駅のすぐ前でアクセスも良い。
この日は催しがなかったので、中に入れなかった。

外観

美しすぎる歌劇場

18時開演だが、だいたい1時間前の開場と同時に到着。初めての場所は早めに着いて散策するのがとても楽しい。
歴史ある劇場やホールは建物自体が観光名所みたいなくらい見どころ満載なのが嬉しい。

1858年創設。工事の後1884年9月27日一般公開。グスタフ・マーラーが音楽監督を務め、黄金時代を築いた。以後、エルネー・ドホナーニフェレンツ・フリッチャイオットー・クレンペラーヤーノシュ・フェレンチクらが歴代音楽監督として名を連ね、リヒャルト・シュトラウスヴィルヘルム・フルトヴェングラーヘルベルト・フォン・カラヤンなどの巨匠達も客演指揮を行っている。

初演された主な作品に、バルトークバレエかかし王子」(1917年)、歌劇青ひげ公の城」(1918年)や、コダーイの歌劇「ハーリ・ヤーノシュ」(1926年)がある。

歌劇場の専属オーケストラはブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の名称で知られている。

wikipedia

らしい。マーラーが音楽監督をしていたとは知らなかった。

チケット購入時は入れなかった内部
1回席から見上げた様子

本当に美しすぎた。柱や梁のデコレーションと、カラフルな天井画をずっと眺めてしまう。そして天井画はホール内だけではない。

ロビー

ロビーにも天井一面にさまざまな絵が描かれていた。誰が何を描いた絵なのか詳しいことはわからなかったが、この歌劇場は見学ツアーもあるそうなので、そこだとそういう話も聞けるのかも。

最上階の外廊下的なところに出ることができた
作曲家たちの立像がずらっと並んでいた

プッチーニ特別展

歌劇場内には、プッチーニ没後100周年を記念した特別展示が設けられていた。

プッチーニとブダペストのユーモア
左上の左から2人目がプッチーニで一番左はR.シュトラウス
プッチーニとハンガリーの女性たち

これらの展示では、プッチーニがブダペストを訪問した際当時の市民や新聞社がどう受け入れたのか、ブダペストの主要なオペラ歌手とプッチーニとの交流を示す手紙の現物などが展示されておりとても面白かった。
会場のQRコードを読み込むと展示についての詳しい説明も読める!とても便利。
興味のある方は、ぜひ下のファイルを開いてみてほしい。

年末年始の定番「こうもり」

そしてお待ちかねのうこうもりである。この喜歌劇こうもりは日本でいう第九みたいに、ヨーロッパでは年末年始の定番プログラムらしい。
タイトルにも書いたけど、NYコンサートでお馴染みの曲は聞くのも、演奏するのもとても楽しい。

こちらの動画で予習した。
今回の公演でも美しく青きドナウや雷鳴と電光、忘れちゃったけど魔笛とかフィガロとかのアリアなど、いろんな旋律が登場する新年らしいとても楽しい、ワクワク満載の舞台でした!

風船まで登場してみんなでダンスしていた

ところで、このこうもりとフィガロの結婚とヴェルディのファルスタッフって、あらすじも空気感もすごくよく似てると思う。どんな話だっけ?とストーリーごっちゃになってしまいがち。


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