映画「オットーという男」
アメリカ映画2022年。
アマゾンプライムにて。
トム・ハンクスが好きだ。
昔から彼の映画をたくさん見てきた。
今もこうして新しい映画を見ることが嬉しい。
ありがとう!トム・ハンクス。
まだ現役でいてくれて。
まだまだがんばってほしい。
そして、心があったかくなる映画に
ずっと出ていて欲しい。
先だった奥さんを想いながら
たくさんの怒りや悲しみを抱えながら生きている
老人役。
でも、ご近所さんと交流していって
彼の心も変わってくる。
よくあるストーリーではあるんだけど
演じる人によって
全然違うのよねー。
こういう映画って。
クリント・イーストウッドの
「グラン・トリノ」を思い出した。
あの映画、最高だったなぁ。
あの映画は緊張感があったなぁ。
今回の映画は、気楽な雰囲気なんだけど
主人公は自殺しようと思っている。
泣ける。
泣いた。
うん、涙もろいおばちゃんだから、ってこともあるけどね。
人は一人じゃ生きていけない。
頼って頼られてなんぼなのよ。
それが生きるってことなんだよね。
悲しいこともある。
でもそれをずっと心に持って
グツグツしていたら
自分が死んでいってしまう。
手放して、
ちゃんと生きる、それが
できたら
自殺を考える人は減るだろうなー。
オットー(主人公)の奥さんへの愛は
本当にうらやましい。
奥さんが好きだったピンクの花束を持って
お墓に行って、イスを出し
コーヒーを飲みながら話をするのが印象的。
「まだ死ねてない。なかなかうまくいかない。ちょっと待ってて」とか
自殺計画の経過を話したりもする。
深い深い愛が去ったとき(奥さんはガンで亡くなった)
だからこそ
もう生きたくない、って思っちゃったんだね。
すごい愛だ。
うちのダンナくんは
そんな喪失感を覚えるかしら?私が死んで。
ないな・・・(笑)