第4夜 卒業 爆笑!不妊治療!
診察台の上の僕は焦っていた。
ゴム手袋を装着した先生に「あ、下着も脱いで」と迫られているのだ。
僕は意を決して「えいっ」とショーツを脱いだのだ。
#赤裸裸な描写
#気持ち悪い表現
#ボクサーパンツです
【そんなつもりじゃなかった】
下半身裸の僕に色んな角度から先生の触手が迫る。
不妊症にも色んなパターンがあり「腫れ」などをチェックされる。
もうイヤだ。
そもそも触診があるだなんて聞いてなかった。
「そんなつもりで来たんじゃないのに!!!そういう事する人だと思わなかった!」と少女のような気持ちになりました。
先生もまた「そんなつもりじゃないなら、こんなところ来るなよ」という青年のような気持だった事でしょう。
そして、生殖器をいやらしく触ってくる先生はにたいして僕は心の中で「勃起したら負けだ」と言い聞かせてました。
#いやらしくはなかった
尾崎豊の卒業の歌詞のようだった。
「従うとは負けることと言い聞かせた。友達にさえ強がってみせた」
↑↑尾崎豊「卒業」
↓↓かめぴょん「卒業」
「勃起とは負けることと言い聞かせた。看護師にさえ強がってみせた」
実際どうなんでしょう??
みんなこの時勃起するんですかね??
経験者や泌尿器科の看護師さんがいたらコメント欄で教えて下さい。
僕は初めての緊張感からなんとか勃起せずに済みました。
その後、先生は「腫れとかもなく、問題ないでしょう」と言う意味で・・・だと思いますが・・・
「普通ですね」と言いました。
僕は「ちょっと、待って下さい!!普段は違うんです!やればできる子なんです!!」みたいな言い訳をしたい気持ちになりました。
普通よりちょっと立派であると自己評価したいのだ。
【衝撃的な展開に】
先生は「はい、足開いて」と言いました。
もうイヤだ。
「こんなつもりで来たんじゃない・・・」とまたもや少女のような気持になった。
しかし、来てしまった以上なりゆきに身を任せざるを得ない状況がこの世にはあるのだ。
そして「大丈夫だから、大丈夫だから」と、いったい何が大丈夫なのかわからないまま先生は「股を開いて」と迫ってくるのです。
#大丈夫だからのセリフは嘘です
#なにこの設定
そして、僕はなすがままに股を開きお尻から指を突っ込まれました。
前立腺検査と言うやつです。
尾崎豊風に言えば
卒業
です。
#ちなみに不妊治療クリニックに通わなくなる事も卒業といいます
(続く)
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