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雨の日のオフグリッドハウスの暮らし方

私たちが暮らす関東地方、梅雨入りして10日ほど経過しました。
湿度は高いけど、猛暑前の潤う季節を楽しみたいところです🌿

前回は「湯沸かしエネルギーは全体の1/3以上を占めるんです」というお話でした。


今回は雨や雪の日など、お日様が少ない日をどんな工夫で過ごしているか、具体的にお伝えしたいと思います。



・天気予報が大切

朝、テレビの天気予報をチェックするのはもちろんのこと、スマホでいつでも天気の状況を確認するのは必須です。実際には当日の朝からではなく、数日前から前日に渡って天気予報は注視しています。

アプリやネットで見られる天気予報は、時間ごとの気温や日照だけでなく、降水量や風速・風向まで詳細に分かって本当に便利です。

畑を持つ人、海で仕事をする人、屋外作業のある人、天候に左右されるお仕事に従事している方々は、皆さん同じように天気予報と睨めっこしているんでしょうね。

その日1日雨だったり、曇りだったり、充分な日照が得られないと判断した時ちょっとした制御を手動で行います。

「制御(せいぎょ)」というと大袈裟で難しそうに聞こえますが、電気のスイッチをパチンとしたりする程度の簡単な工夫なのでご心配なく(笑)


・まず、湯沸かし停止!

我が家の湯沸かしは、電気でお湯を沸かすエコキュート。
基本的には日中太陽が出ている時間帯、太陽光パネルで発電した電気を利用して沸かしています。
なので、日照が見込めない日はお湯を沸かさないのが一番の節電になります。

エコキュートの給湯リモコン
湯沸かし停止は「機能」のボタンで操作します

前回の記事でも取り上げましたが、お湯を沸かすと蓄電量の25%近く消費してしまうので「湯沸かし停止」が最優先。

「え?お湯沸かさない日はお湯使えないの?」と心配しなくて大丈夫。
エコキュートには貯湯タンクがあって、そのお湯は比較的高温で溜められているので、沸かさなくてもお湯を使うことができます。

CDエナジーダイレクトHPより引用

貯湯ユニット(タンク)の高温のお湯は、水を混ぜて適温にして出湯しています。
湯沸かしを停止した日は湯船にお湯を張るのは諦めて、さっとシャワーで済ませたりします。

これで結構、大きなエネルギーの制御(省エネ)ができます。


・主電源オフで出来ること

あと出来ることと言えば、消費電力の大きい家電の主電源を切ること。

でも、冬の室内で寒さに震えたり、夏の猛暑を根性で耐えたりして、健康を損ねるようなことはしたくありません。(我が家は高い断熱性能で震えたり、耐えたりする必要はそもそも無いのですが…)

ではエアコン以外に大きな電力を消費している家電てなんでしょう?

オフグリッドな我が家の主な消費電力

上は消費電力などをモニターしているスマホ画面です。
稼働OFF状態の待機電力のみの電力を表していますが、どれもそれほど大きな電力消費はありません。
「テレビやウォシュレットの待機電力!」って目くじら立てる程ではないことがわかります。

我が家の場合は仕事で使うプリンター(コピー複合機)の待機電力が45wもあるので、使わない時にはこの主電源を落とすことにしています。

Switch Botスマートコンセントを利用

そして主電源をいちいち引き抜くなんて面倒臭いことしていません(笑)
制御したい家電製品をこのスマートコンセントを介して利用するだけ。

節電の「制御」こんな感じなら全然難しくないですよね?

このSwitch Botシリーズには温度計や見守りカメラなども揃っています。
比較的手頃な価格で入手できるので、節電目的だけでなく、ペットを飼っているご家庭や遠隔で見守りたいご実家のある方などにもオススメです〜٩( 'ω' )و


ちなみに昨日…
午前中雨で午後は薄曇りでしたが、日中エアコンを点けて、エコキュートの湯沸かしもしましたが、日没前の蓄電量は100%でした。

2024年6月30日17時半頃のモニター画面

今の時期は日照時間が長く、太陽高度も高いので、発電にとても有利。
季節を味方につけてエネルギーの有効利用できるのは、本当に嬉しいことです。

kame:オフグリッドハウスの暮らし方



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