見出し画像

【宝塚編】婆娑羅の玄孫~配信にて~


エアコンを付けっぱで寝ると朝がダルい。
だから3時間で消えるタイマーで寝たら、暑くて目を覚ましたササメケです。

不快指数高し。

コロナにビビり未だに他府県に出られないため配信で作品を観劇しました。

にわかヅカファン・ササメケの独断と偏見による感想。
東京で観劇を楽しみにされる方、中身は薄いですがネタバレ注意。
ご贔屓は天華えまさん。

お付き合いいただけると幸いです。


作品全体の感想

ロミジュリもライブビューイングと配信でして生で見ていません。

これが本公演と別箱公演かと。
でも、やっぱり生で見るのとは違うんだろうなと。
いろいろと胸中複雑に見ました。 

1回見ただけで、拙者のポンコツ脳にはそこまでの記憶装置が搭載されていない....。
もはやOSの問題でも無し、ぐぬぬ。

お歌が少なくお芝居多めの印象。

ストーリーに関しては初見でもわかりやすい。
ただし、おもしろいかは別問題。

仇討ちの一幕目を中国人兄弟の話にする必要はないと思ったんです。日本人姉弟でイイと思う。
チャカ持ってたからお二人ともヤられたけどお縄でもよかったかな。

個人的にはよりそれぞれの人間模様が交錯する二幕目が好き。

おもしろくなる要素はあるけど、宝塚の重鎮の退団公演となるとしょうがないのかなという風に思います。

ショー的なものを要所要所で挟まれてましたね。

神田祭。
二幕目冒頭の日舞。

和物、日舞を楽しみにしてました。
なかなか日本物を見る機会が少ないのでね、よかったです。

改めて、団員さんの技術力の高さに感嘆とするばかり。
ほら、ロミジュリって配役少ないじゃないですか。
モンタギューとキャピュレットで爆踊りしてたメンバーの皆様のお芝居、お歌に踊り。
めちゃめちゃよかったです。

演者さんたちの掛け合いが本当に見事。
劇団ならではだなと。

音波さんが完全にヒロインですよね。デュエットダンスもあったし。
ちゃきちゃきの江戸娘でめちゃめちゃ舌がよくまわって、何より愛らしい。
拙者にも焼き芋を一つ売ってくれんかね。

神田祭の時にガチの芸子さんがいるなと思ったら夢妃さんやった。どう見ても普通に祇園界隈を歩いてる美しい芸子さんやった。
この方の声の美しさはまさに鈴が鳴るようで好きおす。

極美くんは単体でも小顔とわかる。放つキラキラが半端ない。
みんなが欲しくてほしくて仕方ない天性のキラキラを持ってますよね。
歌の時にものすごく鼻から息を吸うところが好きだったり。

下級生の演じる子どもたち。
子どもに見えた。スゴい。
ただ、皆で歌うシーンは個人的には苦手です。
歌詞とメロディがしっくりこないけど耳に残る。
イメージはEテレあたりかな。

轟さんはお芝居の方なのだなと勝手に思ってたのですが。
宝塚の舞台を背負うもの。
トップ(座長)という重責を担いながらの立ち振舞い。
在り方等々。
身を持って表現されていたなと思います。

ここ数年別箱は星組さんとが多かったようで、退団公演も星組さんと。
星組さんからは轟さんとの宝塚最後の舞台にかける意気込みがよくよく伝わりました。

個人的に推しのえまさんと極美くんにもっと見たかった。←拙者的メインがこっちだったりしたので、すみません。


推しの天華えまさんについて

推ししか勝たん❗

青天は別に好きでもなんでもないけど、美人。
青天で美人とかありえるんですね。スゴイ。

神田祭も日舞も全部美人なえまさんに目が行く。

超個人的に、この方の手の動きが好きです。ふっ、ふつくしい....

一幕は四郎五郎の悪役。
悪役やけど、別嬪なので善き。
もっと悪い顔でもよかったけど、出番少な過ぎてビックリした。
足りない....。
刀抜かない方が強かったのでは?それに黒幕は組長やのに。刀抜いてなかったらお縄ですんだかな。

2幕目は頼母。またの名を忠犬ハチ公。
こっちは幼馴染やけど、待って待って待ってましたよの忠臣として慕ってました感が強い。
立ち廻りのシーンは文句なくカッコいいしめちゃめちゃ強い。
襷掛けのとこね....そりゃあ、大そう楽しみにしていたんですよ。

ビックリするくらい映らんかった

隣で縄持ってるの見えたの。「はい、これからやるよ」って見えてたのに全然見えんかった。
流石に画面越しに叫んでしまった❗❗
そこはほんまに映して欲しかった....無念。

何が凄いって、四郎五郎さんと頼母は青天でビジュアルはほぼ一緒。
衣装が違うんだけど、メイクに関してはほぼほぼわからず。

あの演じ分けはスゴイよね。
まとう雰囲気も違った。
旗本はそれなりの風格と年齢を感じたし、
頼母は一気に若返って、忠臣として腰も低い。
頼母の時は声のトーンがわすがに上がってました。
あえてかわざとかはわかりませんが、明確に大きく変化をつけてる感じはしない。
でも完全に別人。

これを上手いと言わずして何と言う。

着物を着るうえでの作法が随所にあったのでしょうが、こっちがド素人なんであまりわかりませんでしたが、細かいところが本当に繊細なお方。善き。

やっぱりいろいろと生で見るのが一番やなぁと痛感せざるを得ない。

次回の本公演は是非とも宝塚大劇場に足を運びたい。


終わりに

SNSを通じて、たくさんの方にイイねのポチポチポチポチ....
失礼しております。

天華さんの情報で親子ともども助けられております。
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございます。

これからもたくさんの愛を叫んでください。
わかる範囲でポチポチさせていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。


番外編の戯言

自身用にメモ書きなんかを少々。

にわかヅカファンなので、今までいったいどんな作品が生まれたのか全然知らないのですが。

今回、天華さんの青天が素晴らしく美人だったので勝手に妄想が暴走しました。

何番煎じのネタやねんって感じですけど。

まず宝塚でやって欲しいと思ったのが、よしながふみ先生の『大奥』です。
理由はいろいろあるのですが、洋物の人気作はちょこちょこ耳にするのですよ、拙者レベルでも。
『ベルばら』『エリザベート』『ロミジュリ』とか。
日本物あまり聞かないので。
これ徳川十五代まであるので、その時のトップに合わせられると思うんですよ。←作る側のことは一旦置いときます。

で、こっからが本題。

えまさんにやって欲しいのが映画にもなった『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』。

もちろん右衛門佐を演じていただきたい。
長年のこれでもかというじれったさがたまらんし、映画のラストが「ふすまを開けて終わり」という残酷さが大好きなので結ばれなくても全然構わん。
ちょっとした昼ドラな感じとかエエ塩梅なんですよね、この作品。

男女逆転なので宝塚らしく、豪華に。
しかも男役がたくさん活きる。


もうすでにやってたら笑う。


えまさんはヴィジュアルも本当に素敵なので、洋モノも和モノもイケる。
たまらん、好き。

洋モノだと、ヒュー・グラントが演じるような絶妙な間抜け具合の男性を演じてみて欲しいかな。
『ノッティングヒルの恋人』のような作品だと万々歳。

つまるところ、天華えまさんのバウ主演作品が見たいんです❗❗
劇団のお偉方、何卒。何卒。


『ラ・ラ・ランド』のオープニングナンバーを宝塚verで見たいなとガチで思いました。オープニングだけは好きなので。
これはどこの組でもイイです。
と言いつつ、やっぱり星組で❤️


長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!