活かすも殺すも上司次第。
自分の得意分野。
それは「相手の能力を引き出すこと」だと思う。
周りの人間から評価が著しく低い
そんな人を見かけると
『ワイならこうするのにな〜』
『〇〇を引き出したら印象変わるやろな〜』
と思うことがしばしば。
◆ 人を活かせない人
『アイツは使えないな』
こんなセリフを平気で言える上司がいる。
しかし、これを言う上司って自分で
『私は能力ありません』
と認めてるのと同じだと思うのね。
人を活かせる能力がない人間ほど
部下への悪口を平気で口に出す。
周囲の人間と一緒になって嘲笑う。
自分の能力の低さを自覚していない
だからこそ言えてしまうのだろうから
少し可哀想に思ってしまう。
徳のない人間は人を使う立場にしてはいけない
これは持論。
徳のない人間とは
・欲深い
・多数派に擦り寄る
・噂話に流される
・自分の考えがない
・ビジョンがない
・自分中心思考
こんなとこですかな。
◆ 活かすことが自分に返ってくる
組織における上司の役割とは
自分の部署を円滑に回しつつ
求められる結果を出すこと。
結果に繋げるためには
コストを下げたり実績を作ったり様々。
しかし自分一人の力だけで達成は難しい。
だからこそ部下だったり
チームメンバーの能力を引き出して
総合力を出さなければならない。
そのためには部下やメンバーの
能力を見極めてそれを最大化することこそ
結果に直結できる近道のはず。
ならば何をすべきか?
それは「メンバーのことを知り、活かす」
すなわち相手を活かすということ。
活かすためには相手を知らなければならない。
強みを知らなければならない。
知るためのコミュニケーションを図り
能力を引き出し、高めなけれならない。
部下が育てば自分が評価される。
自分がプレイヤーではダメなのよ。
プレイヤーを育てることができなければ
自分の役割を果たしていないことになる。
◆ 上司は船長
例えるなら船長。
船長は自ら操舵できる経験があるけれど
それをしてしまうと全体が見れない。
全体が見れなければ問題点も発見できない。
現状を正しく把握できない。
だから的確な指示ができない。
船長は現状把握をしながら次の状況を見越して
操舵できる船員に正しい指示を出す。
船員にも役割がある。
操舵を任せられる者、エンジンをメンテする者
天候を把握し予測する者
客船なら安全管理をする者
それぞれの役割に求められる能力はそれぞれ違う。
当たり前の話やんと思うけど
これを見失う上司は意外と多い。
◆ 相手の武器を見極められる能力
求められる役割が異なれば活かせる能力も変わる。
だからこそ適材適所が必要なのは言うまでもない。
では相手の能力を見極めるには?
その動きを見続けること。
会話から特徴を掴むこと。
何を成した時が充実できたかを知ること。
何をしたいか・どう役立ちたいかを聴くこと。
言ってしまえばこんなところです。
会話から得られる情報はとても多い。
しかし、投げかける側の引き出す能力は必要。
言うなれば問いかけ力です。
何を問い掛ければ本音を引き出せるのか?
ポテンシャルを知ることができるのか?
相手を高めたい。
周りに認められる能力を発揮させたい。
ダメなところよりも良いところに注目させたい。
この気持ちを持って臨めるかも大切。
と言うよりもこの気持ちがなきゃダメだと思う。
このような姿勢が上司の正しい在り方。
ワイはそう思いますな。
そしてこの言葉を捧げます。
『武器があれどそれだけでは戦えぬ。
武器を活かす能力がなければ
それはただのガラクタでしかない。』
まるで有名な格言のようですが
ワイが先ほど思いついたので
それっぽく書いただけです。