(520日目)「答え」を伝えても仕方ない。
私は個人でやってるサービスでは
色々な相談を受けている。
相談内容はそれこそ人それぞれ。
大体は何が問題かすぐ分かるし
自分の経験から言える「答え」もすぐ出てくる。
しかし「答え」を伝えることは正解だろうか?
否。
「答え」を伝えても
相談者にとっては何のメリットもないのだ。
相談者にとっては「答え」を聞けるのが
最もラクだし簡単に問題解決を図ることができる。
だから対価を払った価値を感じるかもしれない。
しかし問題の原因は何も解決されていない。
おそらく「答え」を聞いてしまった相談者は
同じ問題にまた直面するだろう。
なぜなら「解決の手段は理解していないから」である。
問題を解決するには
▶︎原因を冷静に見ることができる視点
▶︎解決策をいくつも仮説立てできる思考
▶︎行動に移す実行力と判断力
▶︎失敗から学びとる姿勢
▶︎新しい視点で解決を図るメンタルの強さ
これらが必要だから。
いくら「答え」を知っても
それは”そのケース”でしか適用できない。
だから他の問題(似たような原因だとしても)が
生じた場合にうまく解決に応用できないのだ。
大切なのは<問題を冷静に見る力>
そして<解決策を志向する力>が必要。
なので私の相談サービスでは
その思考を鍛えるためのやり取りがメイン。
「答え」を分かっていても出さないし言わない。
それが相談者にとっても最も価値があり
これからの人生でも活かすことができるから。
相談者にとって重要なのは
「物事を捉える力」「思考すること」
簡単に手に入れられる情報からは
大したリターンは得られない。
苦労して得た体験からこそ
自分にとって最大のリターンを得られる。
自分の血肉となって経験値に置き換えられる。
これからもこのスタンスで行きまっせ😄
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