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ワイと助手〜相談しよう、そうしよう〜
助手「はぁ・・・。」
ワイ「どうしたんですか?悩んだフリして。」
助手「フリじゃないわよ!悩んでんの。」
ワイ「何にお悩みですか?良かったら聞いてあげますよ。」
助手「アナタに相談しても意味がない。」
ワイ「恋愛ならお任せあれ。」
助手「最もアナタが未経験の分野でしょ。」
ワイ「未経験でも経験豊富かのように喋ることができればOKです。」
助手「だから信用できないんだよ。」
ワイ「そもそも相談って何の意味があると思います?」
助手「悩みを聞いてもらったらスッキリするし、悩みが意外と小さいことだったなぁって気づくこともあるからね。」
ワイ「相談のゴール地点ってなんですか?」
助手「ゴール地点?また面倒臭い話しするつもりでしょ?」
ワイ「大切なことですよ。何のために相談するのか?相談を通じて自分がどのような利益を得たいのか?」
助手「すでに面倒臭さ満開だね。」
ワイ「相談とは
①とにかく話を聞いてほしい
②問題解決の糸口を探りたい
この2つに大別されます。」
助手「なるほどね。理解できるよ。」
ワイ「①はただ聞くだけじゃなく共感・共鳴を求める傾向がありますね。だからただ聞いているだけでは納得してくれない。」
助手「まさに普段のアナタじゃない。」
ワイ「そんなことないですよ。」
助手「この前話しし時覚えてる?アナタから帰ってきた返事って『そうですか』『なるほど』『ふんふん』の3つで全てを構成してたじゃない。」
ワイ「そうですか?」
助手「ほら!」
ワイ「話を戻して、①のゴール地点は全て吐き出してスッキリしたいになるのです。しかし話の本題は②の方です。」
助手「くわしく。」
ワイ「②は細分化できますが、一つは”自分の考えが正しいか相手に意見を求める”ことです。もう一つは”問題解決のために具体的なアドバイスを求める”ことです。」
助手「確かにそうだね。」
ワイ「そしてそのゴール地点は何だと思いますか?」
助手「うーん…相談した相手から答えをもらうこと?」
ワイ「違います。自分で決断することです。」
助手「そうかな?聞いたからと言って決断してるとは限らないんじゃない?」
ワイ「では問います。相談相手が教えてくれたことをどのように活用していますか?」
助手「いいなって思うことはやってみるし、違うなと思うと自分が考えていた通りにするよ。だから100%言われた通りってわけじゃないし。」
ワイ「だけど、やるのもやらないのも自分で決めたんですよね?」
助手「それはそうだけど。」
ワイ「それって自分で決断してることになりませんか?」
助手「あっ!」
ワイ「やると言う判断も自分でしたわけだし、やらないと言う判断も自分で下したわけですよ。」
助手「気づかないうちに自分で決断できてた、ってことね。」
ワイ「そもそも誰かに相談すると言う決断もすでに下してますからね。」
助手「人生って決断の連続だったんだ。」
ワイ「優柔不断で決断できないと言いつつも、これまでの人生で幾度となく判断・決断をしてきたわけですから、あまり悩む必要ってないんですよ。」
助手「そう考えると気持ちが楽になったかも。」
ワイ「良かったです。それにしても助手はそもそも何で悩んでたんですか?」
助手「近所に新しいスイーツ屋が2つできて、どっち行くか悩んでたのよ。」
ワイ「私が決めてあげましょう。」
助手「アナタが決めるの?」
ワイ「だって助手は優柔不断でしょう。」
助手「そう?じゃあお願いしようかな。」
ワイ「やけに素直ですね。」
助手「アナタが選んだ方じゃないお店にするからさ。」
ワイ「ひどい。」
助手「アナタと違う店を選ぶという重大な決断を下すだけよ。」
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