もはや本人の問題以外で争ってるよね。
五輪辞退の件が話題ですな。
SNS見ている限り、本人の責任どうこうよりも「辞退したこと(させたこと?)」に対する意見の相違を戦わせてるフェイズになってる。
個人的な考えやと『タバコくらいで別にことさら騒ぐことじゃない』が結論。
(ワイもやってたし)
しかし五輪辞退が間違った判断とは思わへんねんな〜。
だって組織に属して活動しているんだから。
組織である以上は、法令違反が発覚すれば対処しなければならないし、規則に反すれば罰する必要が出る。
秩序を守るためには必要なことだからね。
もし甘々な判断をしたら組織としてルールを守らせる大義名分が立たなくなるわけで。法令・ルールを守らなくても許してもらえるなら誰もルールなんて守らんよ。
それは「タバコを吸った」ことだけに留まらず、他のルールにも伝播するから。 発覚しても何らかの対応を行えないなら、それは組織としての体をなしてないと思うし、内部崩壊にも繋がる。
少なくとも今回は処分を受けた訳でなく、あくまで五輪代表を辞退することで決着したワケだし。チャンスは逃したかもしれないが選手活動が断たれたわけではないし。
そもそも、国際オリンピック委員会の倫理規定には以下のように書かれてる。
”第2条 オリンピック関係者は、 各自の使命遂行において、 注意深く、 勤勉でなければならない。 常に最高レ ベルの高潔性を持ち行動しなければならない。 特に意思決定においては公明正大であり、 客観性、 主体性、 プロ意識を備え行動しなければならない。”
そういう意味では、彼女はプロ意識に欠けていた行動だったと思うし、注意深さに欠けていたと言わざるを得んわな。
もし、彼女の年齢や行ったことに対する罰の厳しさを感情的に判断していてはダメだと思うのね。それは会社組織でも同じことが言える。
処分対象者の地位や会社への貢献度・上位者の好き嫌いでルール適用を変えていたらその会社は崩壊していく一方。実際にそういう会社はある。
定めたルールは厳格に運用すべき。ただし、その後にチャンスを与える度量を持てばいい。それが成功する組織というものだと思う。