【研究室訪問】研究室訪問大全!~有意義な時間にするためには〜
こんにちは!今回は研究室訪問について詳しく話そうと思います。
1.研究室訪問の目的は?
まず、研究室訪問の目的を確認しましょう。
1.1研究内容を知る
研究室のHPを閲覧することで、研究内容を知れますが、やはり現地へ赴き、先生から直々に聞くべきだと考えます。将来の指導教官とお話をするのは緊張しますが、わくわくしますよ。メモ帳は忘れずに。
1.2研究室とその大学周辺の雰囲気を知る
これから最低2年ないし博士進学を考えている人は5年、その研究室に所属することになります。特に研究室内の先輩方とお話しすると、その研究室全体の雰囲気が肌で感じられると思います。
また、ついでに大学周辺の見学をしましょう。外部受験に必要なのはとにかくモチベーションです!!!研究室内だけでなく、大学周辺も探索して、どんどん解像度を高めましょう。
1.3過去問をもらう
個人的に考える外部生と内部生との一番の違いは過去問の入手難易度です。研究室訪問の際に過去問はぜっっったいもらいましょう。(できれば解答も)どのような手段を使ってでもです。
意外と盲点な持ち物はUSBメモリです。作業がスムーズに行われるので、超おすすめです。
過去問以外にも授業で用いていた教科書や授業スライドも同様にもらいましょう。
2.いつ訪問すればいい?
と考えている今この瞬間行くべきです。研究室訪問の目的は研究内容を知るだけではないため、「専門知識がないから説明されても分からない……」と考えるのは勿体ないです。外部から合格するために必要なものは間違いなく研究室にまつわる情報量です!!兎にも角にもまずは行ってみましょう!
3.いざ訪問!何を質問しよう…
さあいよいよ研究室に訪問!研究内容を教授から一通り聞き、今度はあなたが色々質問をする番になりました。そのとき、何を質問するべきか悩む気持ちに僕が答えます!僕がオススメする「これ聞いとけリスト」を紹介します。
3.1 研究内容について
まずは研究内容について質問するのが筋だと思います。
3.2 1週間のスケジュール
1週間がどのようなサイクルで回っているか確認しましょう。コアタイムの有無等も併せて聞きましょう。
3.3 B4、M1、M2、D1〜3の人数
盲点ですが、研究室に在籍している学生の人数をなるべく詳らかに把握することは大事だと思います。
研究室の規模を知ることができるため、自分に合うスタイルかどうか見定めることができます。
3.4 研究室の方針
簡潔に言えば、チーム単位で研究を進めるタイプか個人単位で研究を進めるタイプか確認しましょう。また、どのような学生像を求めているか併せて確認するとよいと思います。
3.5 学生の研究テーマ
研究室でやれる内容は十分理解した!では実際学生方はどのようなテーマで修論、D論を進めたか気になります。(意外と公開はされていない)
例えば実験をする際に必要とする検出器の開発、改良が主なのか、データ解析が主なのか、はたまたシミュレーション専門か……などなど、研究室によって千差万別です。差し支えなければ学生が執筆した論文も貰いたいところです。
3.6 内部生と外部生の割合
外部生の割合が少なくても悲観することはありません。その場合は試験の内容が特徴的な可能性があるため、内部生が使用している教材も要チェックですね。
外部生の受け入れ上限が存在するかどうかも気になりますね。
「外部生の入りやすさ」を肌で感じられるのも研究室訪問の魅力の一つです。
3.7 研究テーマはいつ、どのように決まるか
これも研究室によって違います。複数の全く方向性の違う実験に加入している研究室も往々にしてあります。
心構えだけでもしときましょう。(現に僕がそう)
4.最後に
何度でも言いますが、研究室訪問は研究内容を聞くだけでは勿体ない!研究室について「も」聞きましょう。
また、可能であれば大学院生やB4の方達とも話したいです。研究室の雰囲気的を感じるいい機会です。
次は院進希望までに至る経緯を話していこうかな。みなさんがいい研究室訪問の使い方ができますように。