このままじゃ、ダメだ
前回、独立を決意してから、いきなり堀江貴文さんがゲストで来るイベントで、ビジネスアイデアを発表したという記事を書きました。
このコンテストで、とてもやる気が出たのは間違いないんです。
そこから僕の週末は変わりました。
僕が週末の行動を変えた結果、「自分にしかできない仕事を見つけるきっかけ」が舞い込みます。
当時の僕は、右も左も分からない状態で、とにかく、コンテストで会った人に誘われたイベントになるべく顔を出すようにしていました。
「たくさんの人に会って話を聞こう」
一番意識していたのはこの言葉です。なぜなら、自分の頭には限界がある、だから色々な人の話を聞いて、参考にしようと思った訳です。
そこから勉強会や、講演会、経営者の集まるワイン会、あとは巷の意見は様々ですが、MLMの集まりにも参加しました。
「なぜMLM(ねずみ講)は世間から否定的なのか?」という疑問があって、参加せずに空想で語っていてもただの知ったかぶりなので、「首を突っ込んでみるか」と参加しました。
MLMに参加したことについては、気が向いたら記事を書こうと思います。
それまでの僕の週末はというと、ダンスを練習したり、飲みに行ったり、とにかく友達を遊ぶことが多かったです。
三軒茶屋の三角地帯で日本酒のお店を駆け巡り、ダンスの仲間と練習して、その後、朝まで遊んだり、旅行したり、W杯の応援で騒いだり、無数の蛍光ライトを身に纏って街中を走ったり・・・・
当時はとても楽しかったです。でも、この平日と週末のギャップに違和感を感じるようになって、次第に僕の考えは変わっていきます。
「仕事が人生の7割を占める。だったら仕事も楽しい方が良いじゃん。むしろそんなハッピーな人達に囲まれる人生って最高じゃん」と。
実際、趣味と仕事の境目がない生活をしている人もいたし、そういった人生に憧れました。
そして、大学から暇さえあれば練習に行っていたダンスを、キッパリとやめます。
そんなこんなで、色々な人と会う中で、同い年の経営者に出会いました。
最初に会ったのは、その人が主催するワイン会でした。
「毎日ドラクエをやって過ごしている」という彼は、20歳の大学生の時から独立して様々なことをやってきた人で、当時(6年前)の時点で投資で経済的にも時間的にも自由な人でした。
「この人に教えてもらおう」
そう思って、ワイン会に頻繁に顔を出しました。
そのワイン会に集まる人達も面白い人が多かったです。
そして、独立のコンサルティングをやっていると聞いたので、お金を払って、コンサルティングを受けました。
その同い年の経営者からは、ビジネスやイベントのやり方も教えてもらいました。ここで学んだことは今でも活きています。
それに加えて始めたのが、「ストレッチレッスン」でした。
「自分でビジネスを始めるにしても、何をすればいいかわかりません。」
とその同い年の経営者に話したところ、
「何かずっと続けていることや、人に教えられることはないですか?」
と彼は言いました。
そして僕は、
「ストレッチなら大学時代から毎日のようにやってるし、自力で開脚できるようになったから、教えられる!!」
こうして週末に友達に声をかけて、都内のダンススタジオでレッスンを開くようになりました。
最初は声をかけても、全然人が集まらなかったけど、次第に人が集まるようになりました。
そして、初めてのレッスン終わりに、参加した人から手渡しで、参加費の1000円をもらった時、
「あぁ、なんて重たいんだろう。これが自分で稼いだってことなんだな」
と思ったのを今でも鮮明に覚えています。
当時、参加してくれた皆さんには感謝しかないです。
本業の仕事はかなり流動的で、自分の仕事の成果を実感する感覚が薄かったです。今では新卒で入った企業でやらせて頂いたことはとても大事だったと素直に思いますが、当時は嫌々で、「こなしていた」という感じでした。
しかし、このストレッチレッスンで、僕の中での仕事の意味が、明確に変わりました。
そして、
「たくさんの人にストレッチの良さを伝えたい」
と思うようになり、本格的にストレッチでの独立を決意します。
ここから、ドクターストレッチに入るきっかけが舞い込み、独立に向かっていきます。
しかしその前に、僕のルーツについてもお話しておこうと思うので、
僕の幼少期や学生時代の話は、また次回のお話で。
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