ポールデビュー、比叡山
先週末、8月のナイトトレイルでお世話になった方に引っ張ってもらう一日となった。
わたしのリクエストコースを受け入れてもらい、
山科駅から大文字山、バプテスト病院から入り比叡山は大比叡経由で坂本下山というコース。山科駅から大文字山までと大比叡(三角点所在地)は今回が初めて。
そして、今回はずっと使ってみたかったポールと一緒に入山するという楽しみもあった。(いつもは三上山で登るか降りるかしかないコースだから使わず)前日の寝る前にSINANOさんのYouTube、小川壮太さんのポール講座をチェックして当日を迎えた。(みた直後はあまり頭には残らなかったと思ってたけど案外使い始めるとイメージが伝わってきて壮太さんありがとう!ってなった。)ポールは旦那さんの独身時代のモノを引っ張り出すと、Black Diamondのだったのでテンション上がる。しかも割と軽い。(独身時代の旦那さんナイスチョイス!)
大文字山までくらいはポールをどう扱っていいのか、特に下り、チグハグな感じだった。ポールに夢中になっていたその間に大量の汗をかき、大量に水分を飲んでいたようだ。その日は下界は34度と暑く、低山徘徊している頃は暑さにやられていたようだ。
普段余るほどの水を持つわたしがまさか大量にハイドレーションの水を消費しているとも思わず、大文字山の後一旦下山したときにハイドレーションのチェックを怠っていた。なのでコンビ二で500mlポカリを追加したのみ。
この先バプテスト病院からまた入山。まだまだ低山徘徊エリアで水分を消費していく。次の自販機があるケーブル比叡山駅はまだまだ先、ってところでハイドレーションがウンともスンとも言わなくなり、ようやくザックの中身チェックして愕然とする.....。初のやらかし、ハイドレーション枯渇!ペットボトルの中身もあと100ml程度だった。暑さで頭がおかしくなっていたか。一緒に行動していたKさんは1L持っているからと500mlお茶を分けてくださった。もう全く頭が上がらない。ここはもう甘えさせてもらうしかなかった(情けない...)
足取りは大文字山手前で遅くなったところから大崩れはせず、相変わらず遅いが進んではくれる。ポールも調子が良くなってきた気がしたのはこのあたり。下りでもあまり気を取られず軽く添える感じで使えるようになってきた。
そして自販機オアシスに到着。
ここでは飲みたいだけとりあえず飲んだ。(休憩15分かけて500ml)少し休んだら元気も気力も湧いてきた。行けそう。
蓬莱山方面も綺麗に見えた。
三角点チェック。
ここで迷ったけどポールを片付ける。最近は20㎞はおろか10㎞すら走ってないのでここからの下りは脚がもつれると予想し、ポールに気を取られず下ったほうがよいと考えた。コケてポール折ったらショックだし。
奥に自宅のあるまちを見つけ、嬉しくなる。気分良くまたトレイルに入っていく。
気分良く走っていたんだけど、木の根っこすらない何もない下りでもない平坦なところで突然つまづき、そのままコケた....。派手に膝から転んだのも久しぶり。幸い膝と腕が擦過傷以外はダメージもなさそう(流血はしてたけど)だったのですぐにまた走り出す。後から考えたらやはり脚が疲れていて、いつもならつまづいても2歩目が出るからコケないんたけど、残念なことに2歩目が出てこなかったってことだったかな。急な下りはむしろアドレナリンが出る感じで足の疲労も感じず気持ちよく行けたが、平坦なところはドキドキ。2度目怪我の上塗りするのは結構痛いし。下りの気持ち良さは普段の三上山練が効いていると思いたい。
トレイル出たところでロードの灼熱にやられもう進めない...って止まってしまいそうだったけど、こどもたちの顔が浮かび何とか少しでも早くゴールしたい!という気持ちで進んでいると、我が家の車とすれ違う。家族が手を振ってくれていたのが嬉しくて気持ちが少し戻る。なんとかゴールまで行くぞーと気合入れ直して進まないスピードながらもゴール目指す。
一日わたしの前をずっと引っ張って進んでくださったKさんにタッチで迎えてもらってこどもたちと旦那さんが待つコンビニゴール。Kさんには命のお茶を分けていただいたお礼にビールを選んでいただいてここでお別れ。おかげさまでとてもいいトレーニングになった。
ここで旦那さんからホイ、と渡されたコレ。
凍ったタオル?!こんな気の利いたことわたしやったことないよ....!サイコー。
これを機に、また少し距離を伸ばした練習もしたくなった。秋は三上山を飛び出さねば.....!
母やりつつ山を走ります