歴史を変えた、お・も・て・な・し?にゃんてこと
歴史をかえた、おもてなし、ニャ?
猫にはマタタビだけど。
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古代史のあやしいおもてなし。
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皇極三年一月、中臣鎌足は神祇伯の任命を固辞し、病気だと家にこもる。時に、軽皇子、後の孝徳天皇、も病気だと出仕せず。
で、鎌足は軽皇子の自宅を訪ねる。軽皇子は、鎌足が意気たかく立派なようすに、心尽くしておもてなしをする。
寵妃の阿倍に命じて、別殿をきれいに掃き清め、新しい寝床を高くしき、準備万端おもてなしをした。(あやしいなあ。阿倍妃はどんな、おもてなしをしたのか。)
鎌足は部下に、語る。
いやあ、過ぎたるおもてなしだったよ。あの方こそ、天皇にふさわしい。
部下は軽皇子にその言葉を伝えにいく。軽は喜んだ。
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裏ごころ満載の、おもてなしである。
その後、鎌足は中大兄に接近。
密かに準備をすすめ、翌四年六月入鹿殺害のクーデター。
つまり、この政変の首謀は、軽皇子であり、寵妃阿倍を使い、同盟をちぎる、おもてなしをしたわけである。
中臣=藤原の権力基盤をつくった、夜のちぎりである。