柿の日。法隆寺への遠足の思い出と夢殿のお水取り。
見出し写真は、ヤマボウシの果実。
10月26日は柿の日やったそうです。
正岡子規が、柿食えば鐘がなるなり法隆寺、とよんだ日だそうです。
「柿の実の熟してにおうせせらぎに法隆寺へ と道はつづくや」
みなみが小学生の折、遠足で歌える。
JR法隆寺駅からはかなりの距離を歩かねばなりません。
この遠足の思い出は、担任の教師が、夢殿を前にして、
見よ夢殿は六角形であらせられるぞ
と言い出したのです。
生徒たちは夢殿を一回りして、壁面が八つあることを報告するのですが、教師は自説をゆずりません。
学校の教師がいかに、おばかさん、であるか、心底学んだ、貴重な遠足でした。
夢殿の地下には、なんらかの水源があるのはまちがいありません。
それは、四天王寺の亀井水のようなものかもしれない、というのは私だけの空想です。
夢殿の地下の水源の存在を予想させるのが、夢殿でおこなわれる、お水取り、です。
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