『勝手に〔#川崎ブレイブサンダースファミリー〕を〔拡張〕してみた』
「ファミリーのみなさん!一緒に戦ってください」
アイドル、アーティストがファンのことをファミリーと呼ぶように、推しの川崎ブレイブザンダースも、選手やヘッドコーチがインタビューで観客(ファン)のことを、ファミリーと言ってくれる。
いちファンとして、選手・チームへの思い入れに変化が生まれていることに気がつきました。
ファンのことを何と呼ぶ? 呼び方で変わるチームへの思い入れ
私が抱いた印象はこんな感じです。
↓
ファン・・「ONE WAY」
チームへのラブ&ライク、選手とは一線を画した一方通行な感じ
ワンチーム・・「FOLLOW」
目標に向け主要メンバーについていく感じ
ファミリー・・「with」
勝ち負けだけでなく、苦楽に寄り添う存在
”ファン”であれば試合の勝ち負けで一喜一憂し、ひどく負けると憤ってしまう。
一方選手から”ファン”ではなく”ファミリー”と呼んでもらえると、試合で負けても一緒に苦しむ、選手・チーム努力のプロセスも見守る、つらい時期を共に乗り越えて活躍・勝利の喜びを分かち合いたい感情が生まれてくる。
呼び方ひとつで、自分が推しチームの同心円状に存在している感覚が生まれてきます。
チームを支えるファミリーをビジネス的な視点から
チームを支えるとても大事な要素、“お金”について調べてみました。
川崎ブレイブザンダースの営業収入は10億円に届きそうな勢い。
ファンとスポンサーからの収入の違いを分かりやすくするため、表に色付けした区分で集計しなおし、グラフ化してみると
↓
!!!!!
チームの収入に占める割合は
ファン=37%
スポンサー=43%
僅差でスポンサーの方がファンよりも多く、チームにとっては、"ファン"だけではなく”スポンサー”もめちゃめちゃ大切な存在なことがわかりました。
改めてチームを取り巻く“ファミリー”とは
チームにとってのファミリーの輪を、ファンだけではなく、親会社・スポンサーにも拡げてみました
↓
拡張したファミリーの関係・役割を3Cのフレームワークを転用して整理してみます。
↓
親会社=親
親が転ぶとチームが露頭に迷う。叱咤激励含め全力でチームの成長を促す。
スポンサー=祖父母
基本的にはチームを温かく見守ってくれる。でも祖父母に寂しい思いをさせのは要注意。(たまに頑固な側面もあり)
ファン=親戚
チームの晴れ舞台には喜び勇んで参戦し、出来る限りの支援もする。色々と世話を焼きたくなる気持ちが溢れる。
ファミリーのキーパーソン=スポンサーが、もし祖父母だったら。と想像してみると…
みたいな感じの会話を、スポンサー企業の方々はされたのでしょうか。
「スポンサー」という名称を聞くと、費用対効果・経済合理性、企業・ブランド名の露出を優先させる人情味に乏しい組織。と思い込んでしまいがち…
視点を切り替え、推しチームを支えるファミリーの一員(しかも祖父母)として見つめ直すと、急に人格を持った大切な存在に思えてきました。
「スポンサー」といえど、会社・組織の中でスポーツチームへの投資を実現させることは、相当な労力を費やしても極めて困難なチャレンジ。
川崎ブレイブザンダースへの愛と情熱を持ったご担当者お一人お一人が、複数の関係部署の協力を仰ぐため良好な人間関係を構築し、上司や経営層の承認を得るため、自社が投資する根拠を周到に集め、費用対効果をシミュレーションし、論理的かつ情熱的なプレゼンテーションを何度も行い数々の壁を乗り越え勝ち取った結果。
自腹でチケット買って、社内の同僚を試合会場に連れてきてくれたかもしれません。
(同じビジネスパーソンとして、尊敬とともに敬意を表します)
ファミリーとしての、スポンサーをもっと知りたくなってきました。
実は虎視眈々と、自社で推しチームのスポンサー投資を実現させたい人は私だけではないはず...
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