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石橋高校 甲子園へ

今回は、全く違うお話を。
タイトルからも想像可能だが、昨日栃木県の甲子園代表が石橋高校に決まった。

我が家から歩いて5分、走ると(男子限定)2分の場所にある石橋高校。
母校ではなかったが、◯◯年前には教育実習でお世話になった。
今年創立100年。
地元の方がこれからは高校がなくてはと、敷地とそこへつながる道を全部1人で寄付したという地元密着の高校。
吹奏楽も上手く、コンクールでは金賞をよく受賞している。
地元の石橋中学校の吹奏楽と一緒に練習をしてくれたりして、子供たちの目標にもなっている。
吹奏楽をやりたくて、敢えて石橋高校に進学する子供も少なくない。
さて石橋高校、実は甲子園は初めてではない。
前回は、21世紀枠で甲子園へ行ったのだ。
その時も大騒ぎ(最初で最後かもと言っていた)だったのだが、今回は自力での出場。
今回も試合終了後、地元関係者はちょっとしたお祭り騒ぎとなった。

甲子園に駒を進める高校は、私立高校の比率が高い。
何故ならば、設備やコーチに関して公立と比べてしまえぱ環境が良い、中学校から推薦で上手い子供が集まるからだ。
良い悪いではなく、それが現実。
では石橋高校は?
普通の県立高校なので、普通のグランド。
サッカー等の他の部活とやり繰りしながら使用している。
部室や設備等も、他の部活と同じようなはず。
進学校(県内の共学の高校では偏差値トップ)なので、勉強も真面目にやらないと厳しい。
日焼けした男の子が日が暮れてから駅や塾まで歩いているのを見ると、頑張っているなあと見ていた。

「練習のための練習はしない」
今日の新聞に書かれていた選手のコメント。
限られた時間、限られた設備の中での練習を重ねてきたから出てくる言葉だと思う。
今の自分にとって何が課題で、そのためには何をするべきか。
どのような事にもつながる言葉。
当たり前だけれど、当たり前だからこそ難しい。

甲子園の時期は県内の高校が気になるのだが、今年はいつもより見てしまう時間が長くなるだろう。







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