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深呼吸旅行社企画 2023年春 越前蟹飽食ツアー~三国で越前蟹を堪能するシアワセな旅~

深呼吸学部モモチャンが企画立案
亀田がサポートして実現したのがこの旅行企画。
現地集合 現地解散
2023年3月18日に実施したこの旅行企画は、福井県坂井市三国町、三國湊座にて越前蟹をひたすら食べる会。
 


三国漁港に水揚げされる越前蟹  黄色のタグに注目


三国観光ホテルに宿泊  
このホテルの大浴場がとても好きで、是非皆さんにも温泉を堪能してもらいたかったので選びました。
 
会場の三國湊座は三国町 町おこしの拠点となっている場所。もともと倉庫だったのを改装した空間。 三国バーガーが名物で、全国各地からミュージシャンや演芸関係者が会を開催する場所です。そんな三國湊座のマネージャー出地(いずち)さんに相談して当日17時から貸し切りにしてもらいました。
 
そして越前蟹の手配。
三国には越前蟹を食べられる飲食店は多くありますが、普通に食べても面白くない。そこで普通に三国を訪れても絶対に経験できない「山盛りの越前蟹を食す会」を実現したかったので、自前の船で越前蟹をとる舩木水産さんに相談しました。
 
2022年~2023年、越前蟹の漁期は11月6日から3月20日。3月18日は漁期最後の日程。
毎年漁の始まる11月から年末にかけて蟹の価格は上昇していきます。
そして正月頃までは高値で推移。
それが2月になり3月になると、蟹の価格も少しずつ下がります。
そして3月20日に漁が終了。
ぎりぎりの3月18日になるべく手頃な価格で山のような蟹を食べるのが今回の狙いなのでした。
 


越前蟹に三国のタグを付けていきます  もちろん手作業


三国の越前蟹は昔から皇室献上蟹として有名。
北陸新幹線開通で首都圏から金沢まで便利になったことから金沢及びその周辺の旅館が人気となり、三国の越前蟹も金沢の市場向けに出荷が多くなりました。
またインバウンドにも越前蟹は有名になりその需要は増え続け、それに反して水揚げは減るという状況が続いていました。コロナ禍にはこの図式が崩壊してしまいましたが、2023年になって旅行者が増加、蟹の値段も上昇気味です。だからこそお手頃に最高の越前蟹を食べてもらいたかったのです。
 

舩木さんの水槽に入る越前蟹


3月18日前日からの漁で舩木さんは水揚げした蟹を自前の水槽で保存。
この工程はとても大切で、砂をかんでいる蟹の砂抜きの行程。
水揚げしてすぐに茹でるとジャリジャリの蟹になってしまいます。
水槽で蟹を落ち着かせて砂を吐かす。同時に蟹の健康状態のチェックもします。
舩木さん自ら、蟹の状態を見極め塩分調節した水で蟹を茹でます。長年の経験で一番美味しい茹で蟹を調理します。
 


今回は越前蟹と福井では「水ガニ」「ズボガニ」と呼ばれる脱皮したての蟹の2種類を堪能しました。
福井県以外ではほぼ食べない春の爽やかな蟹。越前蟹は10分以上茹でるのですが、水ガニは2~3分程度の茹で時間。
越前蟹は濃厚な かにみそが最高。水ガニは爽やかであっさりしている身が素敵。
 
参加した皆様  最高の越前蟹を堪能していただけましたでしょうか?
 
 
次回の深呼吸旅行社企画も計画中です。  乞うご期待

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