なんでここで書きたいのか3
ライターの仕事がしたい
障害児が生まれるとキャリアを一時中断せざるを得ない状況がやってくる。元々は保育園に預けて働き続けようと思っていたが、障害児が産まれた途端リハビリや病院への付き添い、療育園での親子通園ととても働ける状況ではなかった。働くことを優先させようと思えばデイサービスに預けるという手もあるが、子供のためを思えば私が住んでいる地域では療育園という選択肢が一番だった。
働かないというのは障害児育児をする親にとってはとても不健全な状況かもしれない。我が子と一対一の時間ばかりで、思うように成長をしない子供を前に鬱々とした時間を過ごしていた。ハードワークだろうが、社会と関われる夫が羨ましくて仕方がなかった。
私はVERYという雑誌が好きなのだが、そこには仕事もして子育てもして、趣味も謳歌するキラキラした女性が多く出ていた。一方私は仕事もしていない。誰より子育てに力を入れても健常児のスタートラインにも立てない。趣味のことを考える余裕もない。何もできない自分にとても自信をなくしていた。
最近縁があってライターの仕事を何度か手伝うことがあった。あまりに腕がない私は簡単な手伝いと思っていたが多くの時間を費やしてしまい、初回の仕事は時給換算すると500円くらいの仕事となってしまった。情けなく残念な結果だったが、仕事を下さった方とのやりとりや仕事内容も含めとても楽しい時間だった。そして仕事ができたことが少し誇らしかった。
この経験を経てライター業を仕事にしてみたいなと思い始めたのである。
ここは自由に書ける場なので、書くことの練習の場には最適だ。自分の経験したことなので、書きたいことが溢れている。未熟な文章が続くと思うがお付き合いいただきたい。