長谷川白紙「魔法学校」が待ちきれない!ただの雑記

魔法学校の先行配信3曲を聴くに草木萌動やエアにによりも明確に”命“を感じる。なんと言ったらいいか心臓の音 血液の流れ 呼吸 消化 細胞の分裂 崩壊 などを音楽で表現しようとしている?
人間ではなく、虫、植物、微生物などすべての生命を感じる。

緻密であることに変わりはないけど、その緻密さを裏付けるものに変化が起きたような、
草木萌動の細かく震える儚い表現やブレイクビーツよりも荒々しいし、エアににの精緻な電子音よりも生(なま)の感じが強くなっている。

有機的というなら今までも有機的ではあったわけで、特に毒などは気持ち悪いくらいに有機的です。
でも、今回はエアににで少し感じられた、デジタルが強い故の生き物や自然への畏怖を消化して曲中に取り込んでいる?
エアににの曲が電子の視点から自然を捉えていたものなら今は動物や水や花から人間?など動いているものを捉えているような感じ。
有機的という言葉で片付けるにはあまりにも重い質感を伴っていると思う。

エアににほど乾いておらずやや湿度を持って世界に溶けるような音をしている。ユニは蛹だったかもしれない。ただこれはまだそこまで生(なま)じゃないと思うのだ。
ただ後半には何かが生まれる鼓動がある、から、羽化を感じる。

行っちゃったのキックやボーイズ・テクスチャーのスキャットはものすごく生(なま)の質感を感じるんだけどこの感情 絶対に伝わらないだろうな…

口の花火は心臓が脈打つすぐそばで血の波に合わせて体を揺らしているような感覚がもたらされるし、ボーイズ・テクスチャーは肌の裏側から世界を聴いて触っているような手触りがある

行っちゃったは目を刺すような重い感覚がありつつそれは網膜を通して見て(感じて)いるのではないような別の何か

行ってしまったが配信される前の感想でごめん

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