かめちゃん、福岡へ往く(名門大洋フェリーのすゝめ)
どうも、こんちわ。
かめちゃんと申します。
この度は2023年11月4〜5日に西日本総合展示場新館にて開催された
ミリオンライブ10thライブツアーの福岡公演(Act-3)に行ってきました!!
今回は誰かの参考になれば...と
遠征に使った「フェリー」についてのレポです!
だいぶ長文ですので、お時間ある時にぼちぼち読んでくださいな(5200字超)。
関西→小倉の移動手段。
当方、関西在住なのですが、
会場が福岡県の小倉ということで、移動手段をいくつか考えてみました。
①新幹線
新大阪から乗っていけば2時間程度で小倉に着くことができます。
会場が小倉駅間近ということもあり、
多くのPさんが活用されたのでは??
私も真っ先に思いついた手段でした。
予算にして1.5万弱?
②飛行機
スピード感では、移動1時間半程度で飛行機も選択肢。
関西国際空港や伊丹空港から出てるよう。
格安航空もあるので選択肢に入れる方もいらっしゃるかと思います。
それでも1.5万程度はかかりそう。
③高速バス/夜行バス
コストで考えるなら、高速バスも選択肢。だいたい1万以内程度でしょうか。
私は関東遠征の際は特に夜行バスを活用しがち。
拘束時間は長いですが、寝てる間に目的地についているし、
朝から現地を楽しむことができるのがアド。
ただ、そもそも寝ることができるのか問題があります。私はいつも3列独立シートを選ぶのですが、そうでもしないと隣席ガシャになります。
隣の人の体格や姿勢、臭いや音関係などのデメリットは敬遠する人がいるのも理解できます。
④フェリー
そんな中、今回私が選んだのは「フェリー」でした(綾鷹感)。
まずコスト面。
1万円以下で移動できるのは強い。
環境面。
寝ている間に着くのは時間効率が良いように感じます。
寝る環境としても夜行バスより圧倒的に快適。
フェリーは拘束時間こそ長いですが、過ごし方が色々あるのでその点も選んだポイントでした。
食事もあるし、テレビもある
トイレやお風呂も使いやすい!
今やYouTubeなどで情報も手軽に手に入りますから、それを参考にして決めました!
名門大洋フェリー。
私が乗船したのは「名門大洋フェリー」。
大阪南港発、新門司港着です。
1日2便出ていて、
17:00発→05:30の便と
19:50発→08:30着の便があります。
今回、決め手となったのは料金。
Webから予約しましたが、
「おてがるフェリープラン」というプランだと...
片道5800円!!!
いや、安すぎでしょ...
部屋のタイプが色々あるのでそれによって値段も変わるかと思いますが、
私は【ツーリスト】を選択。
2ヶ月前から予約開始でしたので、ちょうど2ヶ月前の朝に予約しました。
3連休直前の11/2の便にしたからか、既にちらほら予約が入っていて、間際に取ろうとしてもなかなか取れない可能性がありそうです。
このプラン以外にも、車やバイクで乗船するものもあります。
こちらになると値は上がりますね。
いざ、乗船。
大阪側の最寄駅は「フェリーターミナル駅」。
大阪地下鉄ニュートラムの駅ですね。
駅の改札を出ると、案内があります。
乗船口まではまーーーすっぐ進むと着くことが出来るので迷うことはなさそうです。
駅から乗り場までには特に何もないので先に買っておくが吉。
とはいえ、飲み物などはターミナルでも買えますし、必要なものは船内でも買えるので慌てなくても良さそうです。
私は19:50発の便を予約。
駅到着は18:30頃でしたが、その頃には乗船ができたので、乗り込むことにしました。
乗船は窓口での受付というパターンもあるようですが、私はQRコードで。
ささっと乗船できてお手軽でしたー!
船内探検隊。
船内はおおよそ3フロア。
乗船口は6Fでした。
入ってすぐのエントランスホール。
広めのスペースにベンチや売店など様々な機能が集約されていました。
乗船するとスタッフの方が客室を教えてくれるので、部屋も迷いません。
共有スペースがいくつかあって、
カウンタータイプやTVがあるような場所がありました。
客室のもろもろ。
私は【ツーリスト】のお部屋でしたので、
20人程度の大部屋にカプセルホテルのような
ベッド1つ分のスペースが与えられているという感じでした。
私は163cmの超大型巨人なのですが、
ベッドは十分なスペースでした。マットは硬め。
二段ベッドですが、上下段で出入り口方向が違うので気まずさはありません。
上段同士は通路を挟んで隣り合うので、
こんばんはをしましょう。
ちなみに女性専用の客室とかもあるみたいです。
さて、荷物を置いたので
食事に行きましょう。
夕食。
食事は持ち込んでも良いのですが、せっかくなので船内のお食事を。
食堂は広々としていました。
19時前に乗船しましたが、お腹ぺこぺこだったのですぐ入店。
受付で私は夕食+朝食のセット(2400円)を購入。購入したら自分で座席をとります。
夕食はビュフェスタイル。
品揃えが多く、和洋中揃ってる感じでした。
できるだけとってみましたがプレートの数が足りませんでした。それぐらい種類は豊富です。
メニュー自体は定番ぽいものが多いですが、鰹のタタキがあるのは驚きました!
私はうどんの面倒を見たり、シュウマイ三姉妹水餃子兄弟をいただきました。
デザートもありました。
ソフトクリームや杏仁、プチケーキに餅など。
(プチシューはなかった)
ドリンクバーがありますし、
お酒も別料金であるようです。
すげえや。
出航後すぐの時間になると、長蛇の列ができていました。満席のアナウンスが出ていたので早く入るのがおすすめかも。
でも、割と入れ替わりもあったので誰か連れがいるなら、話していれば待てない時間ではなさそう。ソロは暇だから早く食べなね〜
ひと息。明石海峡大橋を望む。
食事が終わり、共有スペースでひと休憩。
私は阪神ファンなのですが、
オリックスとの日本シリーズ第5戦を観ることができました。
時間が経つにつれ、食事を終えた人が集まってきます。
知らないおっちゃんとあーだこーだ言いながら
一喜一憂。これも旅の醍醐味。
船は瀬戸内海を通って新門司港へ向かいます。
道中には本州と四国を結ぶ連絡橋を望むことができました。
時間帯的にも1番盛り上がる?のは
明石海峡大橋。甲板に出て、大橋を望むことができます。
先の阪神の試合も大詰めでしたので、
TV前と行ったり来たりしながら眺めることができました!
真下を通るのですが、その瞬間は野球に熱中していたので逃しました...
入浴。
野球観戦や大橋の展望も終え、
体を清めるためにお風呂に向かいます。
お風呂は展望浴室となっていました。
写真のように混雑状況も見ることができるので、タイミングも読めるのはグッド👍
さすがに中は撮れませんでしたが、
20人程度入れる大きさはあって狭さは感じません。シャワーは10個。シャンプーやボディーソープもあります。
窓があって海を眺められるのですが、流石に真っ暗でなにもわかりませんでした笑
夜行バスユーザーからすると食事よりも、お風呂の要素が強い。
入浴可能時間は夜0時までですが、シャワールームが別にあって、そちらはいつでも使えるそうな。
就寝まで(夜間徘徊)。
22:30を目処に、船内の主なサービスは一旦終了。客室内も消灯されます。
でも、不健康ピーポーの私は、そんな時間に
はいそうですかと寝ることはできません。
船内は時々4Gが使えはしますが、電波が不安定...
そんな時の味方がWi-Fiくんです。
船内のWi-Fiは1回30分、1日3回までという制限があります。
動画を見たりというのには不向きですが、SNSを見たりする分には不都合ありません。
推しの最新投稿を見たい時は利用しましょう。
個人的に助かったのは「無料マンガコーナー」。
正直、ラインナップは多くないですし、巻数も序盤だけ、みたいな感じですが、時間を潰すのには十分でした。
船の現在位置も見ることができました。
そんなこんなで時刻は0時を回ります。はや。
船の現在位置は瀬戸大橋にさしかかります。
いざ甲板へ。
甲板には人がチラホラ。
家族連れも多かったので、子どもも。
早よ寝ぇや〜
写真を収めると、奴がやってきました。
そう、食欲です。
夕食を19時前に食べてしまったものだから
小腹が空きました。
でも先に買ってなかったので持ち合わせもないし、売店も閉まっています。
自販機コーナーはあいてました!
お酒は売っていない時間帯でしたが、飲み物やカップラーメン、アイスクリームが売っていたので
僕はセブンティーンアイス、抹茶味をチョイス。
小腹も満たしたところで、そろそろ睡眠をとることにしました。
おやすむ〜
起床。
06:00頃、起床。
睡眠の質はそこまで悪くない、
というか日頃が悪いのか、いつもより良好。
以下、個人的な感想。
・音
寝息や足音などがあります。
私は耳栓を用意しました。
06:00〜入浴、06:40〜食堂が開始なので
それに伴って船客が動き始める印象です。
朝、ぎりぎりまで寝たい人は対策はあったほうが良いです。
・揺れ
あるにはありましたが、個人的には気になりませんでした。
これは気象状況にも左右されそうです。
・温度
個人的に1番の難敵でした。
空調は各ベッドについていますが、
つまみで調整できる簡易的なものです。
私は暑くて一度起きてしまいました。
総合的には
多少揺れる、電波の悪いカプセルホテル
という感じでしょうか。
ただ、あくまで移動手段ですので、そう考えると十分なクオリティだと思いました。
朝食。
06:40から食堂が開くので
20分前に食堂へ。
既に列ができていましたが、06:30には入店できました。
夕食とのセットでしたので、夕食時にもらった朝食券を渡します。
バリエーションで言えば、夕食よりも少なくはありますが、このプレートでは足りないくらいには種類がありました。
またも食べ過ぎる、私。
07:00頃には満席のアナウンスがありました。
入れ替わり自体は早いのでそこまで苦にはならないかもですが、早い方が席も余裕をもって選べます。
食堂は08:10までとのことでした。
着岸まで、あと僅か。
朝食を食べ終えると、時刻は07:10頃。
せっかくなので朝風呂に入ることにしました。
混雑状況は夜よりは少し少ない印象。
周りが明るいので、オーシャンビューを楽しめます。
お風呂からあがると、少し体温も上がっていたので甲板へ。
新門司港はもうすぐです!
着陸!
着岸予定20分前に下船の列に並びました。
続々と列が伸びていきます。
そして時間がきました、着岸です。
私は予約時に送迎バスを予約していました。
行き先は門司港駅と小倉駅。
なんと無料!
ただ、利用者がかなり多かったのでバスはパンパンでした!
早めに降りていたので割と好きな席を選べて良かった。
門司駅までは25分程度、
小倉駅までは35分程度で到着!
09:10 小倉駅。
これにて私の旅は終わり...!!
ではなく、これが旅の始まりなんですね。
さいごに。
最後なので
フェリーのメリットとデメリットを。
メリット
・コスパ
→5800円+2400円で2食付き、宿泊と移動がセットで出来るというのは非常にアドでした。食事込みで安いプランもあるのだとか...?
・エンタメ感
→乗船中の行動の自由度が高いので、暇を持て余すことはありませんでした!
デメリット
・拘束時間の長さ
→特にフェリーは出発時間が早いので、仕事終わりに直行だとギリギリになるかもしれません。その点は夜行バスよりも劣るかと思います。
・環境面
→ツーリストタイプはカプセルホテル的な部屋での宿泊になります。繊細な方は身体を休められない可能性も。あとは揺れもあるので、酔いやすい人は対策が必要。
・電波
→電波は基本悪いです。Wi-Fiもありますが、時間制限があります。
とはいえ、瀬戸内海だったからか想像よりは良かった印象です。
あと、あったら役立つのは
「船内用スリッパ」と「耳栓」ですかね。
以上、かなり長文になりましたが
「名門大洋フェリー」のレポでした!
オタクなので大長文になってしまいましたが参考になれば幸いです。
それでは良き旅を!
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