かさぶたがなくならない
kamebooksでは、「だいじょうぶ。ここにあります。」を掲げている。
誰もが、少しだけ安心できる場所にしたいと思っている。
そんな器が僕にあるのか?と問われたら
「ない」と応えるしかない。
古本市を主催している。
誰でも本屋になれると思っているし、そんな場の一つにしたいと思っている。
数年前、一人の店主の出店をお断りする判断をした。詳細は省くけれど、あるトラブルがあった。色々と悩んだ末の判断だったけれど、今でもその判断しかなかったのかわからない。
結局、色んな人が傷ついた。その店主も傷ついただろうし、僕も傷ついた。その傷は、今でもかさぶたのように残っている。
僕が機嫌よく迎えられる人なんて、一握りに過ぎない。もっと、関わる人がいて、それぞれが機嫌よく迎えられる人を迎えたら、色んな人を迎えられる。
だから、関わってくれる人を増やしたい。
関わってくれる人が増えれば、色んな「だいじょうぶ」を置いて置くことができる気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?