西千葉一箱古本市を終わらせる覚悟ができた。 この数年、迷いながら開催してきた。 次で終わりにしようと思いながら、続けていました。 何でだろう? ありがたい事に、出店者も集まるようになってきたし、次は出店したいという声を聞くこともある。 嬉しいと思う反面、そろそろ僕の手から離す時期が来ているような気がしていた。手離すといっても、一人でやってきたので受け取ってくれる人はいない。それで良い。 「はじめの一歩」でありたいと思っていた。以前から、初出店の人がいなくなったら終わ
しょんぼりしている人が、しょんぼりしたまま居られる場所にしたいと相変わらず思っている。 圧倒するものは何もない。 お洒落でもないし、キラキラもしていない。 あるのは、少しの怪しさだけだ。 それでも、来た人が落ち着く場所にしたい。 気がつくと、不安が隣にいる。 ふと、考え出してしまうと、何も手につかなくなる。不安とうまくやる方法を模索しながら、続けるつもり。 どうなるかわからない。 本当にわからないけれど、考えてみたら未来がわかった事なんて一度もない。 ま、何とかなるで
不動産屋さんのサイトを見て、気になる物権があれば連絡をしている。 連絡をしながら、僕がやりたいのは店舗ではない事に気付く。金がないという理由もあるが、僕がやりたいのは〈甲羅〉なのだ。 様々な理由から関係から孤立した人が、ゆるやかに関係を結び治せる場所にしたいし、住む場所を奪われた人が一晩は泊まれる場所にしたい。 甲羅の中で安心して過ごせるようにしたい。衝突すら、安心して出来る場所を作れたらと思っている。喧嘩しても、また来ちゃうような場所に。
kamebooksでは、「だいじょうぶ。ここにあります。」を掲げている。 誰もが、少しだけ安心できる場所にしたいと思っている。 そんな器が僕にあるのか?と問われたら 「ない」と応えるしかない。 古本市を主催している。 誰でも本屋になれると思っているし、そんな場の一つにしたいと思っている。 数年前、一人の店主の出店をお断りする判断をした。詳細は省くけれど、あるトラブルがあった。色々と悩んだ末の判断だったけれど、今でもその判断しかなかったのかわからない。 結局、色んな人が
これまでの活動を少し整理すると決めている。 決めたけれど、いざとなると継続する方法を考えてしまう。ま、整理するけど。。。 漠然と、整理した後にやりたい形として残るのは「甲羅」な気がしている。本屋でも、booksでも、文庫でもなく「甲羅」。 亀を攻撃や陽射し、寒い冬から守ってくれる「甲羅」。おそらく、僕にとって本屋が「甲羅」だったのかも。 本屋や図書室でもあるけれど、「甲羅」のように守ってくれる街の避難所みたいな場所にしたい。つまらない事ばかりだけれど、少しだけ機嫌よくな