10年後の感情を想像しながら生徒指導をする
生徒の進路指導をしているときに、本人が受かるかどうかギリギリなところに挑戦させるかどうかという問題が出てくる。
担任の先生によっては「落ちたらショックを受けてしまうので受けさせない」という人もいる。しかも結構多い。
確かに、わざわざ生徒を傷つけるような選択肢をしない方がいいという考え方も分かるが、生徒が10年後その挫折を思い出したとき、嫌な記憶として蘇るだろうか?
多分、あの時は落ちてショックだったけど、若さで挑戦したなぁぐらいの記憶になるんじゃないだろうか。むしろ教員としてはそうなるような声掛けができればいいと思う。
近視眼的にものごとを見過ぎると感情的になってしまう。割と感情を薄めた方がいい判断ができるかもしれない。
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