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滋賀・京都の旅へ
2022年10月16〜18日にかけて2泊3日で滋賀・京都の家族旅行へ出かけてきた。父・母と共に三人で旅行するのは約7年ぶりとなる。予期せぬことも色々と起こる日常の中で、こういう機会を持つことができるのはとても幸せなことだと思う。数日前までは3日間ともに雨の予報だったが、出発当日はまずまずのお天気。いつも支えてくれている両親への感謝とがんばってきた自分へのご褒美の旅となった。
初日は朝少し早起きして新幹線に乗車し、11時過ぎに京都へ着いた。京都駅にて荷物をコインロッカーに預け、まずは嵯峨嵐山へJRで向かう。腹が減っては旅はできぬというわけで、以前訪れて鯛茶漬けがとても美味しかった鯛匠HANANAさんへ。開店の少し前に到着し列に並ぶと、運よく一巡目に入店できた。店内の清潔な和の雰囲気とお料理の美しさに京都にやってきたワクワク感が高まり、以前と変わらぬ思い出の味に空腹が満たされる。
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おいしいランチでほっこりした後で、天気も良いので嵯峨嵐山を少しだけ散策。ここまで来たら渡月橋は行っておきたい。歩き出して驚いたのはその人出の多さ。日曜日のお昼過ぎということもあってかメイン通りはかなり賑わっている。日本を代表する観光地の活気が戻ってきている様子。母の希望だった福田美術館は残念ながら休館で訪問できなかったので次回へ持ち越し。駅へと戻り宇治へと向かう。
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京都宇治で訪れたのは世界遺産平等院。ずっと昔、教科書で初めて見た時から印象に残っていつか見てみたいと思っていた平等院鳳凰堂。JR奈良線宇治駅から15分ほど歩いて15時ごろ到着。鳳凰堂の迫力と庭園の美しさは圧巻だった。
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帰り道では創業四百余年と言われるお茶の専門店かんばやしさんにておいしいお茶をいただく。また88歳になられるとのご店主さんがお元気で店先に立たれており貴重なお話をうかがえたこともとても印象に残った。京都駅に戻り預けた荷物をロッカーから取り出し、宿泊するびわ湖大津プリンスホテルのある大津へ。大津駅から3分ほど離れた乗り場から送迎バスに乗車してホテルに無事到着。
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今回は2泊ともこちらのびわ湖大津プリンスホテルさんに宿泊させていただく。湖畔に立つホテル客室からの眺めがとても良く2日間快適に過ごせた。全国旅行支援が始まったばかりの時期と重なって、チェックインの手続きがスタッフさんはとても大変そうだった。しかし利用者側としては事前の手続きなど少し手間はかかるものの、結果としてはコスパ抜群の旅行ができて大満足だった。
2日目は予報通り朝から雨が降ったり止んだりのあいにくの空模様。天気が良ければロープウェイに乗ってびわ湖テラスへ行って絶景を楽しみたかったが、この天気では何も見えない状況と思われ、それは諦めることにした。大津駅そばで予約していたレンタカーに乗り込み、午前中は雨のドライブを楽しみながら白髭神社へ。湖上の鳥居がとても幻想的で美しかった。
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白髭神社をお参りした後は母の希望である近江八幡観光へ向かう。まずは昼食においしい近江牛のすき焼きのお店へ向かう。この日に選んだお店は、比較的リーズナブルに近江牛のすき焼きが食べられる「まるたけ近江西川」さん。小さな鉄鍋で一人前ずつ作る定食スタイルだが、綺麗に盛られた肉を鍋で火にかけるとなんとも言えない香ばしい香りが立ち、さすがの近江牛の美味しさを堪能。大満足の昼食だった。
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昼食をお腹いっぱい食べた後は八幡堀周辺をプラプラと歩いたり、日牟禮八幡宮をお参りしたり、ラコリーナ近江八幡にておみやげスイーツを購入したりして午後を過ごす。近江八幡の街並みも良かったが、ラ・コリーナ近江八幡の独創的な世界観は素晴らしかった。すごく人気のスポットとなっているようで家族連れの方達で賑わっていた。まだ訪れたことのない甘いもの好きな方には是非おすすめしたい。
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3日目は雨雲が去って晴れ予報。琵琶湖に昇る朝陽が見たくて5時前に目覚ましをセット。どんな綺麗な湖面に映る朝陽が見られるかワクワクしながら、iPhoneを握りしめ部屋を出る。いつも見ている海に昇る朝陽とはまた違った表情と美しさのある琵琶湖の朝陽を、旅の終わりの気配を感じながら鑑賞。これからの未来を生き抜いていくためのエネルギーがチャージされていくような時間だった。
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ホテルに戻り朝食バイキングでお腹いっぱい栄養補給しチェックアウト。今回の旅の締めくくりに父の希望である世界遺産元離宮二条城へ向かう。徳川家のゆかりの地だけあって東大手門・唐門・庭園・天守閣跡・二の丸御殿の障壁画など全てがダイナミックな印象。その独特のパワーに魅了された。
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二条城の見学を終えて京都駅へ戻り昼食。なんといっても食事は旅の醍醐味の一つ。最後の京都での昼食は一の傳本店さんにて西京焼きを中心とした京懐石おもてなしコースを頂く。そのお料理の見た目の美しさと西京焼きのとろけるような美味しさに、さっきまで感じていた旅の疲れもどこへやら。こちらのお店も和食好きな方には是非お勧めしたい素敵なお店だった。
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お皿の形が「一」の字に!
京都駅から新幹線へ乗り込むまでの間に、おみやげを購入。京都のおみやげはおいいしい物が多くて買って後悔することがほとんどないのが嬉しい。和菓子やお漬物などを中心にあれこれと購入してキャリーに詰め込む。家族旅行は思い出を共有できるから、自宅に帰ってからも美味しいおみやげと共に余韻を楽しめるの良いですね。
こうして楽しく充実した3日間はあっという間に過ぎていった。生きていくことは苦しいことも多くて笑ってばかりもいられないけれど、時には無理をしてでも楽しみのための時間をつくって旅をするのも必要なのだと改めて気づく。きっと10年後にはこうして両親と過ごした3日間は私にとってかけがえの無い宝物になっているだろう。
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