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微妙な意味のカタカナに緊張する
高齢者ってほどでもない、若者ではない。
そんな私は、カタカナ語が苦手である。
ちょっと前まで、そんな言い方してたっけ?ってことまでカタカナ語になっていたりする。
いっそのこと英語のスペルになってくれている方がわかりやすい。
モデレーター
ファシリテーター
最近講座などに出るとこの手の単語を聞く。
moderate
facilitate
から来ている単語だ。
心の中でこれらをアクセント付きで発音してみると、カタカナ語とは違う感じになる。カタカナ語の場合、とてもフラットに発音する感じ。
あれは関東アクセントなのか?
関西弁のアクセントとは異質なのだが、関西人もあのフラットな感じで使っている。
これを奇妙に感じているのは私だけだろうか?
インフルエンサーはもう誰でも知っているだろう。
いや、誰でもは違う。
80代の母は「インフルエンザか?」と言っていた。
流行り病と思っている。
ちょっと前
「リフレクション」
をテーマに書いた記事を見た。
興味深い内容だったが、それ日本語で言えないのかなと思ってしまった。
リフレクションと聞くと、杏里の曲「気ままにリフレクション」が頭をよぎった。
reflection
反射、反響などと覚えたものだ。
この場合の訳としては「内省」とでもいうのだろうか。
「ナイセイ」と音で聞いてもピンとこないが、漢字で見るとわかる。
日本人同士で話すのに、わざわざ英語に直している。
こういうのを見ると、
「わかんねぇ年寄りにはそもそも話してない」
と言われている気がする。
でも、うちの20代の息子もわかっていない。
この手の話は、あーやんさんの記事を見て思い出した。
short
tall
grande
スタバのドリンクのサイズはこんな感じ。今サイトで調べたから間違いない。
私は実はこのサイズ表記にいまだに慣れない。
初めてスタバに行ったときに、「Sで」と言ったら、「shortですね」と言われて、「しょーと?」一瞬合ってるのかわからなかった。
「smallじゃなくて?」と思ってしまったのだ。
ほんとおばちゃん丸出しだ。
サンマルクカフェに行くと、
「レギュラーでよろしいですか?」と聞かれた。
「はい、それで」
しかし私のレギュラーの意味は一番小さいものだった。
私の思うMサイズが出てきた。
全部飲みきれなかった。
タリーズはスタバと同じ言い方である
ドトールは高齢者も多めだからか、
S、M、Lである。
安心だ。
おばちゃんはドトールへ行けということだ。
でも、どこがどうだったか思い出せなくて、
「一番ちいさいやつで」
「真ん中のサイズので」
などと、ダサい注文の仕方をしている。
~~~
高校の時、イギリスで育った帰国子女の生徒が同じクラスだった。
彼女はペーラペラのペラだった。
ただ意外なことに、英語のテストが100点ではなかったのだ。
いつも96とか97とか。
2問くらい減点されていた。
日本語がわからなかったからだ
テスト開始直前に、後ろから私の肩を叩く。
「ねこにゃん、ねぇねぇ、conceptionってなんだっけ?日本語で」「え?・・・概念やで」
「何それ、ガイネンって」
「conceptionのことやろ」
「ええー?あぁそっかー。初めて聞いたわ、ガイネンって」
と、せっせと漢字の練習をしていた。
今ならコンセプトと訳しても良いかもしれない。
~~~
まぁ、リフレクションと言う言葉を、普通に使ってるってことは、
「それ何?」
って聞かれることもない環境なのだ。
きっとみんながそれを知っている横文字集団の中で生きている。
スタバでトールのドリンクを飲みながら、ノートパソコンで仕事をする「意識高い系の人」なのだろう。
サブスク
ステイホーム
クラウドファンディング
私は一応わかるけど、日本語じゃダメっすか?