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褒めれば成績が上がるか

子供は褒めるべき

一応正しいと思っています。
一応というのは、たまに例外があるから。
「英語だけは良いんだから、それが自分の強みだよ。素養があるから伸ばすのは楽なはず。頑張ってみて」と言ったことがあります。
ということは、

そんなにやらなくてもよいってこと

と、解釈して、成績が伸びなくなってしまったのです。

そういう例外があるにせよ、ほとんどの場合、もちろん褒めます。
褒め方は、その子のタイプによって変えています。

親御さんにほとんど褒められることのない子がいます。
「うちの子(勉強)全然できません」
「副教科は?」
「運動できないし、絵も下手だし、音楽も成績悪いし」
「なんか良いところは?」
「なんの取り柄もありません」
と、本人の前で言い切った親御さんもいます。

そういう子の場合は、最初ちょっとしたことでも褒めちぎります。
親に「自分はどうせできない」と刷り込まれているからです。

徐々に自信を取り戻しますが、結構時間がかかります。

もちろん、成績が芳しくないからうちに来るのです。
私が心がけているのは、

絶対できるようになると強く信じさせること。

自分はどうせできない・・・
などと、自己否定している子が多いです。

「誰でもできるようになるに決まってるやん」とサラッといいます。
それが当たり前であるように言います。
もちろん、クラス全員が90点以上取れるはずがない。
だから、私の言うことが嘘くさく感じるかもしれません。
ちょっと演じることも必要だと思っています。

なので、1ミリでも成長したらすぐ褒めます。
他のできる子と比べてはいけません。あくまで過去のその子との比較が重要です。
「それ、先週までずっと間違えてたの、もうすっかりできたね。すごいことやで」
とか、オーバー気味に言います。

慣れてくると、そんなに褒めなくても良くなるのです。
点数がアップした時に、一緒にバンザイできれば良いのです。

今日、なぜこのようなことを書こうと思ったかと言うと、教え子の期末テストが返ってきたからです。

うちに来て4か月。
最初は、全然自信が無い感じでした。
小さなことも褒めて、褒めて・・・
そして、きっちり結果出してきて。

褒めるのって大事だなと、あらためて思った1日でした。

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