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かめのすけの釣りブログ〜隅田川にて暗闇釣行で思う事〜

――――暗闇でクロダイは、どれくらい目が見えているのだろうか。


夕間詰ゆうまづめが終わり、一旦アタリが止まると、いつも、そんな事を考えながら糸を垂らしています。

とっぷり日が暮れるまでの間、糸やハリに付けたミジガイは、非常に見えづらく成ります。
そして、夜の闇に目が慣れてくると、また少し、糸やミジガイが見えて来るのです。
そのタイミングで、ポツポツとアタリが戻って来ることが多い気がします。そして、その見えにくい時間帯は、夏は長く、秋は短い気がするのです。

そんな事から、クロダイも見えにくい時間帯がある気がして来ました。
これからシーズンは冬に入り、釣行開始ちょうこうかいしから真っ暗。しかも底釣りに成ります。しかしながら、カニエサで、昨年はポツポツと釣果ちょうか上げる事ができました。
カニの目には反射板が付いており、僅かな月明かりでも反射光を放つので、クロダイが見つけてくれると言わけです。(ここでは敢えてカニから出る音や匂い、大きさには触れません)

そして今シーズン、私が注目しているエサは、ミジガイです。
ミジガイを日中採取していると、ただ黒いだけの個体と、太陽の明かりに、キラキラと宝石のように反射光を放つ個体があるのです。これは夜釣りに使えるエサだ、と勝手に思って使っています。
夜行性であり、身近な動物であるネコは、暗闇を人間の7倍の明るさで感じているらしいです。

果たして、クロダイはどれくらい見えているのでしょうか。

私も若い頃は、月明かりで釣り糸を結べました。コツは、糸を空にかざすことです。
夜釣りの時に、ミジガイを水際のヘチにぶら下げると、とても見にくいですが、空にかざせば、シルエットがくっきりと浮かび上がります。
水面直下から沈んでゆくミジガイを、クロダイはこのように見ているのでしょう。
そして、着底すると見えにくいものになるのかも知れません。
しかしながら、わずかな反射光を放つ個体は、クロダイが簡単に見つけてくれることでしょう。


と、色々お伝えしましたが、ここに記したことは、あくまでも私の考察に過ぎません。
皆さんもぜひ、自分自身のスタイルで釣りを楽しんでください。
この記事が、少しでも読者様のお役に立てれば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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