『君のいない道の上』
1回目の投稿からかなり時が経ち、もう2025年。
何もしなければ何もなく時が流れる…恐ろしいものです😱
僕と動物さん
僕はこれまでの人生の大半を犬・猫・モルモット・ウサギ・フクロモモンガなどの動物さんと暮らしてきました。
直近では "まんじゅう" という名前も含め色々クセ強めなヨーキーがいました…去年のお正月までは。
2月に今世を卒業し、今年は15年ぶりに相棒がいないお正月を過ごしています。
なんだかんだ一番思い入れが深く大きい子でした。
相棒とは長い時間過ごせたし、容体が悪くなっても十分に看れたし、最期の時は休日だったので見送ることもできた。
だからむしろ僕は幸せな方だと思ってます。
だけど…相棒のいない桜道、帰宅後のジャンプ、薬を飲ませる為の攻防、散歩へのお誘い、車に乗せてたキャリーケース…そんな「日常」がひとつずつ無くなっていくたびに何とも言えない気持ちになります。
抗えないことと受け入れること
どんなに色々しても、後からならいくらでも「あの時こうしてれば…」は出てくると僕は思ってて。
僕で言えば心が潰れてて散歩に行けなかった時、僕に余裕がなく優しくできなかった時、経済力がガタ落ちして十分なことをしてやれなくなった時など…自分を責めることはいくらでもできる。
だけど、その時の自分にはそれが精一杯で最善の選択だったんだよと今なら思えます。
そして「かわいそう」とか「ごめんね」とか、勝手に相棒の気持ちを決めたり、相棒を自分の十字架にしてやるなよ!とも。
新たなる思い
自分自身が疲弊して余裕がないのに、愛犬や愛猫や愛ウサや愛モル…に力を注ぐのは難しい。
でも多くの人は自分を労る前に彼らに力を注げない自分を責め、自分を潰してしまう。
我々は飼い主である前にひとりの人間。
何年生きたって偉くもないし間違うこともある。
世間一般的な「強い人」でいなくてもいい。
自分を認め、自分の心身を大切に、豊かにする。
それは動物さんの安心にもつながる。
人の顔色ばかりみて、考えすぎて、怒られないように生きてきて病んだ僕。そして現動物業界にいる僕だからこそ、1人の人間+飼い主さんの悩みに寄り添いサポートできる。そしてそれを動物さんに還元する。
これが2024年2月からの「君のいない道」で見つけた僕の在り方。これからも「君のいない道」の上を進んで切り拓こうと改めて誓う2025年のお正月です。