見出し画像

怒りの矛先(内側/外側?)

2022/02/09(水)


昨日ガス点検のおじさんにクレームを言った事をまだ引きずっている。


でも昨日の行動は、怒りに任せて言ったのではない。

伝えるまでに15分くらい考えてようやく伝えたのだ。


15分くらいの間に私が考えたことは、

もしこの怒りを自分の内側に溜め込んだ場合、その怒りとストレスは最終的に自分に向けられ、暴食や自傷行為に至る。

では逆に直接本人に伝えた場合、私の怒りはその場で発散されるのだろうか。

私のクレームの内容に正当性があるだろうか。

言うメリットは?デメリットは?

そんなことだ。


そして直接伝えてみようという結論に至った。


それは私にとって、新しいチャレンジだった。

しかしながらクレームを言った結果は、あまりよくない。

私のクレームがこれからに活かされることはないだろうとおじさんの反応から分かったことや、果たして自分の主張が正しかったか、躁状態に突入したのではないかなど悩み、いまだに引きずっているからだ。


でも後悔はしていないかもしれない。

気持ちも昨日より落ち着いてきた。


クレームを言ったと落ち込んでいた私に、私のパートナーは怒りは内側ではなく外側に向けるべきだとシンプルなことを言った。

怒りの対象に直接伝えなくても、自分の怒りを聞いてくれる人に話せばいいらしい。

確かにそれはとても自然なことで、私のこのレベルのことは多くの人が人に聞いてもらうことで解消している気がした。


怒りを自分の内側に向ける場合、それは鋭利な刃物となりうる。

しかし外側に向ける場合、相手がそれをかわしたり聞き流したりすることで直接的な攻撃にはならないのかもしれないと思った。


自分が怒りを感じた出来事を人に話すなんて申し訳ない、みんな仕事で疲れているのに私のそんなつまらないわがままな主張を聞いてもらうのは申し訳ない…

そんな風にずっと考えてきたが、そこまで深刻に考えなくていいらしい。

日常の会話として、イヤなことがあったと話せばいいのだと思った。


なんだかとても自然でふつうで世界に馴染んできている気がする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?