見出し画像

言葉のストック

「言葉っておもしろいな」

これは学生時代から感じていて、私が文章を書くことが好きな理由でもあります。
また、「言葉のストック」という考えを持つようになってから、ますます感じるようになりました。


どの言葉を使うのか。どのような順番で書くのか。
同じことについて書く場合でも、書き手によって表現の仕方は異なり、伝わり方が変わることがとてもおもしろく、文章を書く醍醐味だと思います。

また同時に、書き手の個性が出るもので、腕の見せ所でもあります。


広告代理店で働いていたときは、決められた文字数の中で、いかに魅力を表現するか、刺さるキャッチコピーを考えられるかが鍵となっていたため、常に言葉や伝え方と向き合っていました。

そのような状況もあり、語彙力や表現力を高めるために、日頃から「言葉のストック」をしています。

難しい言葉、心がほっこりするようなもの、くすっと笑えるようなもの、言い回しが独特なもの、インパクトがあって頭に残るもの…など、本当にさまざま。自分の心に響いた言葉を集めてメモしています。


例えば、

【広告・看板】
職業柄、自然と目が行ってしまいます。
なぜここに出しているのだろう?ターゲットは?など背景もよく想像してしまいます…

【本】
ビジネス書も小説も読みます。定番かもしれませんが、普段あまり使わない漢字や表現に出会うこともあり、言葉の勉強にもなります。

【商品名・パッケージ】
言葉というよりもデザインの影響が大きい場合もありますが、商品名やパッケージを変更して、売上が伸びたという話はよく聞くため、ヒントが隠れているような気がします。

【店頭POP】
特に書店やCDショップのPOPは、店員さんの愛と情熱を感じられて楽しいです。

【歌詞】
音楽が好きで幅広く聴きますが、歌詞もじっくり味わうタイプです。
好きなアーティストの曲は、歌詞を眺めながらゆっくり聴きたい…

【テレビ・映画】
最近、トークやツッコミがおもしろい芸人さんは、やはり引き出しが豊富で、広くアンテナを張っているなあ、と思います。


みなさんは、日頃どのようなところから学びや発想を得ていますか?


素敵な言葉に出会ったときに通り過ぎないように、これからも「言葉のストック」をこつこつと増やしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?