飛ぶ劇場「ハッピー、ラブリー、ポリティカル」久留米公演を観て感じたハッピー
「2020年、noteを毎日更新するぞ!」という気概は、気づいたらとうの昔に私の前から消え去っていた。
今週は切手を切り、はがきと封筒に貼り、文書を折り、封筒に封入し、のりで封緘し、投函した記憶しかなく、気づいたら週末でした。(遠い目)
note7日ボウズな亀井です。
2020年1月11日の出来事
今週の諸々はまた書いていきますが、取り急ぎ書きたかったのがこちら。
昨日1/11(日)、飛ぶ劇場 Vol.41『ハッピー、ラブリー、ポリティカル』を久留米シティプラザ Cボックスまで観に行きました。
飛ぶ劇場は北九州を拠点とする劇団で、素敵な俳優さんが多く在籍してらっしゃり、亀井も普段からお世話になっている方がたくさんいらっしゃいます。
昨年11月の北九州芸術劇場 小劇場公演も表周りのお手伝いと観劇をさせていただいたのですが、諸事情でラスト5分を観ることができず、今回久留米公演にてリベンジ観劇なのでした。(まあ、仮に観れていてもまた久留米に行ってた自信ありますけど)
で、北九州公演を観劇したときの感想の一つが、「ラブリー要素もあるし(桑島さんと秋山の親子が最高に可愛い)、全体的にポリティカル要素がふんだんだけども、ハッピー要素はちょっとわかんなかったな。。」だったのですが、久留米公演にて全体を通して観た今の感想としては、「なんだかんだ不公平だったり不満もあるけれど一人ひとりが意見を言える世の中になっているというのは、先の独裁的に物事が進んでいた時代の人からしたらめっちゃハッピーやんお前達、と言われるくらいのことでは」ということでした。
相対的ハッピー。
だからこそ、「お金持ちが叡智にあふれている、そんな人間が上に立つべき」という考えを持っている人間に実権を握らすとマジでまた日本狂うぞ、とも思ってひやりとした。
自分ごととして考えたら笑えないテーマだなあ、自分の意見は自分で考え、自分でリサーチして判断し、自ら表明していかねばと改めて思いました。
演劇における会場の特性
で、「久留米シティプラザ Cボックス」という会場は飛ぶ劇場で一番よく観劇に行ってるのですが、「北九州芸術劇場 小劇場」と舞台面の高さも奥行きも全く違い、客席との感覚も全然違うので、北九州公演を観た人も久留米公演で観るとまた違った印象を抱くのではないかと思います。
例えばオープニングに関しても北九州公演を観ていたので、今回久留米シティプラザの客席に入ったときに「わー、これどうするんだろう」と気になりながらキョロキョロしていたのですが、始まると「・・・くう!」となりました。
飛ぶ劇場は劇団としてももちろん、毎回テクニカルさんも北九州の素敵なスタッフさんが参加されていて、北九州公演からの久留米公演を観るとその小屋に合わせてカスタムされた作品となっているので最高に楽しいです。
自分の意見を表明するということ
あ、あと父親と観劇に行ったのですが、私が中高生のときに住んでいたマンションでああいう会議によく出ていたらしく、そのときの思い出が鮮やかに蘇りめちゃめちゃ面白かったとのことでした。
そのマンションは2本の線路に挟まれている立地だったんですが、ベランダで装飾していたご家庭の飾り物が線路に飛んでいって電車止めたとか、外国籍のご家庭が家の中で焼き肉して火災報知機が鳴り響くとか、まあまあいろんな事件があったのです。
でも、アフタートークで「観客の皆さんは賛成ですか、反対ですか?」と問われたときに、横の父親の考えを知ってびっくりしたり、だからこそ亀井自身にどっちに手を挙げるべきか分からず躊躇した気持ちが生まれたりしたのも、この作品を通して知れたことで、考えさせられたなあ。
最後に:私の絶対的ハッピー
今年は初詣に行かなかったので、2020年の運勢はどうかしら?と思っておみくじを引いたら「凶」でした。久しぶりに見たわ「凶」って文字。こういうのって「大吉」だけじゃないのね。飛ぶ劇場の物販製作担当者様の仕事の細やかさが素敵です☺️
でもあれでしょう?!観劇始めがこの作品だから今年は「大吉」ってことでしょう?!
ハッピー!
ナンを食べまくります。
読んでいただきありがとうございました。 もし、サポートいただけましたら、亀井はホットヨガに通いまくり、仕事をがんばってパフォーマンスの質も向上すると思います。 よろしくお願いいたします。