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2024/9/14-16 中部八県自転車競技大会

大遅刻レポートシリーズ。

国スポの前座的に開催される中部八県。
この大会が自分の愛知代表チームとしての初陣となった。



出場種目とリザルト

チームパーシュート:3位入賞
チームスプリント:4位
ケイリン:4位
ロード:5位

開催地

トラック種目:名古屋競輪場
ロード:モリコロパーク

今年はきんたまたま愛知開催でラッキーだった。

前日公式練習、トラック、ロードで3日間だったけど毎日家帰れる幸せ噛みしめてた。

レースレポート

前置きとして出場種目の話を。

前記の通り、自分はチームパーシュートとチームスプリントの両方に出場する事に。

なぜこうなったか。

まず国スポの男子の正規メンバーは成年男子3人、少年男子3人で構成される。

そのメンバーでトラックのチーム種目2つと各個人種目に出場する。

チームパーシュートは4人、
チームスプリントは3人。

1人足りないワケよ。

ここで愛知県の国スポメンバーを紹介しよう。

・少年男子
ケイト:中長距離
ヌバル:短距離
ライトニング平山:中長距離

・成年男子
鴨下:短距離
大山:中長距離
ぼく:短中長距離(は?)

まああえて選ぶなら僕だよねって。
そういうわけでチースプとチーパのダブルヘッダーになり候。

チームパーシュート

1種目目はチームパーシュート。
この日延期されたインカレロードの開催日だった為、大山は欠席で宮田がin。

メンバーは
1走:自分
2走:宮田
3走:ライト
4走:ケイト
に。

自分のギア比は58-15。

1周27.0秒目標で刻もうとタイムを設定。

1走の自分はスタートからの引きが超重要。
速すぎても後ろにダメージが行くし、遅すぎてもタイムが出ない上に2走まで加速の力を使わせてしまう。
1と1/4周でヌルッとトップスピード付近まで上げるのが理想。

ヌッとスタート
ヌルッと加速
まだヌルッと加速
ヌルヌル

ほぼ1周目の目標タイム通りに通過出来た。
ここまでで自分の仕事は8割終わったようなもの。
(1走意外とダメージでかいの)

あとは中長の精鋭に淡々とペースを刻んでもらおう。
スッとバンクを駆け上がってハケると、2走の宮田がドンと加速。
「(いや千切れるて)」

加速してやがる

2周目のタイム:25.0秒
ドアホ!

3周目、らいとが上がりすぎたペースを26.0まで修正してくれt

"アップ!!(ペース上げろの意)"

ドアホ!
(引いた後にアゲアゲされて瀕死)
(27.0目標とは)
(うんこちんちん)
(帰りたい)

その後ケイトが目標より早いペースをキープして2周。早く下ろしてくれこの暴走列車から。
それ以外の感情はなかった。

やっとケイトの牽引が終わって俺のターン!
半周引いて離脱。
(事前打ち合わせ通りなので無罪)

やっと解放された。

その後3人は多少タレて、それでもケイトが鬼のラストスパートをキメた結果ライトがミンチにされてしまい列車崩壊してゴール。

それでもタイムは4'32"と当社比で早いタイム。
無茶苦茶だった。

3位となった。
もう少しで岐阜を食えたのが悔やまれる。

8県のうち4県しか出てないけど先に話した通りチーパ4人編成するだけで大変だから出ない選択する県も多い

チームスプリント

本当にあった怖い話。

チームパーシュートから30分後にチームスプリント出走。

殺人罪だろ。

その間にハンドルをDHからドロップに変えて、ギアも58-15から56-14に変更。
監督と他メンバーにフルでサポートしてもらいなんとか機材準備と短いクールダウン兼アップを済ませて検車へ。

全然死んでる状態で出走。
ちなみにほか2人もスプリント予選と1kmで死んだ後なので自分ほど直後ではないがダメージありの模様。

1走:ヌバル
2走:僕
3走:鴨下

スタート。

セイ
お前どこ行くの
帰ってきた
加速
1走→2走
もりもり
フレーム小さい。変えたい。
2走→3走

特に書くことはない。
自分としては車間の開け方もよかったと思うしやれるだけのことはやった。

タイムは1'16"878。
残念ながら4位。
初合わせで1'17"10あたりを出せてたメンバーなので正直もうちょい行ける予定だった。

ちなみに1位の静岡は1'13"278でちょっと意味が分からない。
中部八県で400mバンクの日本新記録を出さないでくれ。

ケイリン

チーパとチースプを終えて燃えカスになってたが最後はケイリン。
くじ引きの結果、2番手。

きたぞ。
ギア比は57-14

スタート。
1周そのままの隊列で進行(当たり前)
2周目。まだ誘導がいるのに1番手がバンクを上がり後方へ下がっていった。

この場合、2番手の自分は誘導まで車間を詰めなければ1番手の位置に着く意思無しってことで離脱していった最初の1番手が失格になるはず。
(という認識だった)

しばらく誘導から車間を開けて走ってたけど帰ってくる気配なし。
自分が先頭の責任放棄で失格にされたりしたらたまらんので渋々車間を詰めて1番手で戦うことに。

誘導退避後、先頭でまくりを待って、優勝候補の静岡が仕掛けてきたタイミングで同時に踏んで、静岡だけ前に出して他は前に出させず突っ張る。

としていたが、静岡の後ろから上がってきた選手が、スプリンターレーンに横から侵入してきた。

こんなところで接触して事故りたくないので咄嗟にブルーバンドまで降りて回避。
最後尾まで順位を落としてしまい、慌てて1人まくるも時すでにお寿司。
4位に沈んだ。

いや押圧だろとすごいモヤモヤするから抗議してもらったけど「コーナー見てた審判から違反の報告はなかった」と退けられてしまった。
その言い方も引っかかるわ。見てた上で問題なしだったのか、見てなかったのか。

けどまあ本番は国スポなので、こんなところで怪我をせずに無事に終われただけヨシとしようと水に流した。

ちなみに1走の抜けはだいぶ審判側で揉めたらしい。
今回はお咎めなしになった。

さらにちなみに後日談、その抜けた選手は国スポ本番でも1番手で同じ事して、誘導に着かず離れてしまった2番手の選手が失格になってしまってた。
意味が分からん。
これもう今後ケイリンどうすればいいのかわからんよ。

ロードレース

トラック競技の翌日。

体がバキバキな中モリコロへ。

試走するとこんなに酷かったっけってくらい林間区間のアスファルトが木の根っこでボコボコになっている。
基本真ん中のラインしか安全に走れない。
正丸峠や。


インカレロードと被った関係で成年男子は出走8名。

もともとロードは仕上げないつもりだったので国スポもロードは辞退していたけど中部八県はとりあえず選手出すだけでポイント稼げるので出ることに。

JPT3人とE1宮田とエセE1ぼくか...
順当に行けば5位やなと。

スタート。
半周で宮田と伊澤選手と青島選手がスッと抜け出した。
しかし山本元喜選手は後方グループ。
とりあえず僕も後ろにいとくか。

しかしスガキヤ坂でランエボみたいな加速して山本選手が飛んでって先頭と合流してしまった。
まんまと思い通りにやられた。

少し考えればわかる事だったけどわざと逃げ作って後から合流のやつだった。
見事に置いてかれた。

残された3人グループ。
まだ余裕あるからローテ回して追いつきたかったけど自分の他2人はどうやらトラック専門のようでロードの力はなさそう。追いつくのは絶望的だった。

せめて2人処して5位でゴールするのが自分の使命だろう。

スケベなローテ回しして2人にダメージを与えて、相手が疲弊したところでアタッコして独走した。
練習で自分がやられたらキレてると思う。

先頭から一定時間離れたら降ろされるので、順当に後ろから足切りされて、無事自分も足切られてゴール。
5位となった。

先頭では宮田が三重の2人に虐められてたけど食らいついてなんとか3位をもぎとってくれた。
強い。

千切れはアスファルト正座


次戦はいよいよ国スポ本番。
正直この中部八県の時点でいろいろと疲れてモチベの火力がざぁこだったけどギリ耐えて国スポ本番に繋いでいく事になる。

また書きます。

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