[日記]2023/6/17,18 マスターズトラック合宿
トラックの練習会合宿来るか?と誘われた。
きっと僕みたいなトラックビギナーでもゆるゆる走れる合宿なんだろう。
たくさんトラック走れるいい機会だ。
そう思って参加を決めた。
しかし…
この合宿はマスターズ全日本チャンピオン、元全日本チャンピオンまみれの鬼強おじさんたちの合宿だったのだ。
しかし行くと言ってしまったからにはもう後には引けない。
行くことにした。
以下特に面白いことはない。
やったこと聞いたことをメモがてらまとめておく。
場所
松本市美鈴湖自転車競技場
1周333mのバンク。
山の上にあるので空気が軽い代わりに酸素が薄い。
空気が軽いから好タイムが出やすいとか。
ただ心肺機能が弱いと酸素が足りなくて中長距離はタイム落ちることもあるとか。
1日目
1日目は中長距離のグループで練習させていただくことに。
アップ30周
朝準備をしたらある程度の人数で集まって軽ギアでバンクをゆるく30周。
ギアは53-16、ギア比3.25。
とにかく未だトラックに不慣れな自分には足を回すだけでも練習になるので助かる。
F3
その後F3なる練習。
3人1組で1周ずつほぼ全開で引いて、3周でゴール。
何番手でもキツい。
それをメンバーを入れ替えて3本。
ギアは52-13、ギア比4.0。
何がキツいって一応中長距離向けの練習らしいのでみなさんDHバーなんですよ。
ドロハンは自分だけ。
なんとかやり切った。
F6
その次はF6。4人1組で1周交代で引いて計2km。
それを2本。
さすがにドロハンはキツいやろってことでDHバーを投入。
初めて使うので軽くアップで握ってみる。
ちょい怖いけど、思ったほど恐怖心はなかった。
そしていきなり実質チームパシュート練。
さっきまでDH童貞だったのにいきなり60km/hでローテしている。
意味がわからん。
けど人間追い込まれるとなんでもやれるらしい。普通に回れた。
スピード出てる方がびっくりするくらいコーナー安定する。
アドバイスメモ:
ポジションに大きな問題はなし。
エアロ追求の余地はあるけども。
ローテは1コーナー入った勢いでバンクを大きく登ってスッと最後尾の後輪にぶつける勢いで復帰するとうまくいく。
ロードのように足緩めて加速して復帰はダメ。
1日目は以上で終了。
多少余力はあったがやや膝が怪しかったので2日目のために無理はしない。
2日目
2日目は短距離のグループで練習をさせていただく。
アップ30周
2日目も軽ギアでゆっくり30周。
ギア52-16、比3.25
軽ギアでハロン追走
練習のネーミングはわからん😇
ギア比はアップのまま3.25。
3人1組で先頭がハロンの要領で助走をつけて、かけるタイミングで外のラインのままかける。
2番手がスプリンターレーンに入って3番手は追走。
それを3本。だった気が。2本だっけ、忘れた。
軽いギアでぶん回す練習。
自分は不慣れなのではじめ2本は3番手で追走。
最後で2番手からかける練習、、、やったようなやってないような(記憶が飛んでいる)
ピストで初めて体験するレベルの高ケイデンスだったが思いの外うまく回せて最後までついていけた。
練習間でスタート練習
たまたま発走機を置いてたので自分たちの出番の合間でスタート練習を3本くらいした。
腰が終わった。
ハロン追走
次はギア52-13、4.0で同じことをする。
2本。
これもネーミングはしらん←
ギア比が上がったので速度域も上がる。
狙いはハロンの助走のかけ方の勉強と、自力でたどり着けない速度域で回す感覚を覚える練習。
2本とも2番手。
つまり2本とも助走引いてもらって、スプリンターレーンで全力ハロン。
1本目は200m11.1s、2本目は200m11.3s。
自分の過去比でもびっくりするくらい伸びた。
そして初めて体験する速度域だった。
速度的には1周67.5km/hのログが残っていたので65km/hを軽く超えてたらしい。
ハロン
上記練習をしていい感覚を掴めたところで自力のハロンの計測。
結果11.5s。
いろいろやって疲労はあったと思うけどこれくらいがソロの妥当タイムか。
アドバイスメモ:
かけ下ろしの加速が全て。
かける前のストレートでそこそこ踏んで最終のコーナー始まりくらいから腰上げてもがき始めて良さそう。
加速でほぼ出し切ってハロン計測区間後半は垂れるのを我慢するだけくらいの方がタイムが出るらしい。
チームスプリント練
最後のシメに3人でチームスプリント。
1走が一周、2走が0.5周、3走自分が1.5周。
自分だけ多いのはしっかり脚を終わらせるために自ら志願したワケで。
完全にオールアウトして終了。
感想
凄まじくいい経験になった。
ちょっとした練習会では到達出来ない領域を体感し、1つ壁を壊した気がする。
大袈裟に言ってるようでマジでそんな感覚。
当然皆さん鬼のように速いのだけど、マスターズの方々はもう経験が豊富過ぎて速く走るためのノウハウを知り尽くしているようだった。
だからアドバイスが的確で雑談の隅々まで勉強になる。
トラックのモチベが高まってしまったので7/2は平田やめて国体の愛知県予選に行ってくる。
1週間も仕事休めないから国体には出ないのだけど。