2023/4/2 JBCF舞洲クリテリウムE3-1優勝
「いつでも良いぜ…」
ひとまず今回の舞洲に向けて今の時期で仕上げられるだけは仕上げた。
(平地なので体重は絞る気ゼロ)
負けることなんて1ミリも考えていない清次のような意気込みでレース当日を迎えた。
コース
定番の平坦周回コース。
今回はバックストレートのコース幅を狭められていて、3,4コーナーが奥寄りにコースが作られていた。
アウト側まで使えると見せかけてジャリってて滑りやすそうな感じだったので使わなかった。
風向きは昼試走の時よりも横風気味に変わってて、上図のような感じ。
ホームストレートが向かい風っぽい横風。
機材
F:C60 AGILEST TLR28C 4.1bar
→パンク後 ロルフ ares6 AGILEST 25C (CL)
R:DX5 AGILEST TLR28C 4.5bar
先週の袋井以降、どうも駆動系のロスが気になって前日にチェーンを換えた。
そしたらまともになったような気がした。
雨のせいで表面が錆びかけたチェーンは中身も錆びて死んでたのかな。わからん。
当日
自分の出番のE3-1の前のE2-2がスタートする時間を狙って検車に行…こうとするがあれこれバタバタして少し遅れて結局15番手前後くらいで待機列に並ぶ。
待機列が3列で並んでてもう30人以上並んでるところに無理やり先頭から4列目作って並んだバ○バとかナントカウンタラ大学の選手とかにモヤっと。
観光地で列に並べない中国人かよ。
レース展開
そんなモヤモヤもあったが気持ちリセットしてレーススタート。
クリート全然ハマらんかったけど、シクロクロスの時のようにとりあえずハマらなくても回して順位はキープ。やっとハマって無事コーナーへ。
1周目、早速事件発生。
「あれ、なんだか脚がヒンヤリする。」
どうやらパンクしてシーラントを撒き散らしてる奴がいる。
ったく誰だよ全く。
自分のフロントホイールから見事にシーラントが吹き出ている。
これはマズイと思い2周目のバックストレートでチームのブースに叫ぶ。
ワイ「パンクパンクパンクパンク!!!!!」
チーム「??? ハハハ(笑)」
違う、そうじゃない
ワイ「フロントパンクしてるパンクパンク!!!!」
チーム「!?」
やっと気付いてもらえた。
シーラント吹き出してるとは言えエアは最低限キープしてたのでなんとか2周目終わりのホームストレートに帰るまでは十分耐えてくれた。
すぐに予備ホイールを持ってマサミツとやすとが駆けつけてくれた。
審判に手を挙げてニュートラルの申請。
許される猶予の周回数は2周。
その間にホイールの交換をしなければならない。
まずマサミツのrovalを履かせると、ちょっとローターがスリスリ。
まだ時間があったのでしーまさんのロルフも試してみる、、擦らない!ヨシ!👉
2周後の集団が来て最後尾に無事合流。
コーナーでのタイヤの感覚を確認しながらレース再開。幸い同じアジリストTLRを使っていたのですぐに適応できた。こういう時チームでタイヤ統一してると助かる。
ホッと一息…つけない!!!
合流した頃にはホームストレートいっぱいに集団が伸びるほどブチブチになっているでは無いか。
少しずつ人を集めてローテ回せば先頭に…
アカン、この集団後方の奴らオールアウトして踏みやめとる。
ゴリ踏みして順位を上げる。
20番手くらいまできた。
ここまで来れば多少は休…めない!!
前が千切れかけとる。
ゴリ踏みして順位を上げる。
10番手くらいまできた(脚パン)
ハアハア…流石にここまでこれば安心…じゃない!!
前の前で千切れかけてて、差を埋めようとしてた選手の次の選手がローテ拒否で先頭の選手キレとる!
これは待っててもダメなやつ。察した。
自分で埋めるしかねえ。
自分が先頭に出てローテ回して追いつくのもアリだが、せっかくなのでコイツら全員置いていこう(鬼)
前で揉めて数秒後、ペースが落ちかけグループに嫌な空気が流れかけたタイミングで単独アタックでブリッジ。
思惑通り自分だけ先頭集団に合流。
そんなこんなで自分含め8名の先頭集団にようやく落ち着く。
後ろの追走集団がまだ諦めずに追ってくる。
さらにせっかくなので完全に千切っておこう。
「後ろ切れてる!回せば逃げれますよ!!」
と集団を煽り、上がってきたばかりで脚は苦しいが自分で先頭を引いてスッとペースを上げ、ローテ。
幸いしばらくペースは維持され後ろは散り散りになり、やがて消えていった。
しばらくしてもう先頭8名の逃げは確定のムードに。
そうなってから落ち着くと思いきや、先頭でドンパチ始まった。
1人逃げ2人逃げ、集団が潰し…
まずそうな逃げは潰そうと思って構えていたけど、ローテが回ってくることなく先頭で潰しあっている。
あ、うん。じゃあ僕は大人しく後ろで傍観してるね。
先頭の展開はチェックしてたが、後ろで脚を休められた。
気がつけばレース残り5周ほどだったか(曖昧)
松山学院の三木選手がアタックし単独逃げの展開。
けど集団は一定間隔で追えてる。
残り2、3周くらいのとこで吸収。
で、残り1周か2周くらいのとこから今度はVC福岡devの選手がアタック。
また単独逃げの展開。
さすがに潰しあった集団前方は反応が遅れて見送りそうな気配に。
いや残り2周で行かせるわけないでしょ。
自分で潰しに行く。
幸いローテは回ってくれて、最終周で吸収。
ゴール前に束の間の牽制が入る。
テンション上がってきた。
レースを展開しながら作戦を練り、勝ちのシナリオを描いていた。
風向きとここまでの展開で腹は決まった。
最終コーナー先頭通過でパワーの暴力で振り切る。
理由は2つある。
1つ目は去年の苦い経験。
ラスト2周のコーナーで前走者の落車に巻き込まれてDNFした。
もう先頭で抜けるのが一番安全よ。
2つ目は風向き。
スプリントするホームは横向きの向かい風。
つまり後ろにつかれても完全なスリップストリームにならないのだ。
だったら真っ先にコーナー立ち上がってスプリント開始するのがお得でしょ。
行くぞ!!!
最終バックストレートでぺっと踏んで先頭に出る。
踏んで前に出たのでスピードが乗っている。
絶対安全に勝つためにも一瞬ブレーキを当てて気持ちスピードを落としてからコーナーに突入。
横に選手が居ないのを確認した上でこれまでの周回よりも気持ち奥まで突っ込んでから切り込み、クリッピングポイントを奥に取り、コーナー出口で緩いカーブを描くように立ち上がる。
いわゆる立ち上がり重視のコーナリングだ。
そのラインのおかげもあり、コーナー後半からもうスプリント開始。
スプリントのラインは迷わずコーンギリギリの右端へ。
理由は左から吹く向かい風のドラフティングに後の選手を入れないため。
抜かりはない。
スプリント中違和感を感じた。
「スプリントのリズムが合わない」
そういえばホイールが借り物ロルフだった。
バイクを降った時の返って来るタイミングがC60と全然違う。剛性の違いなのか重さの違いなのかはわからない。
そんな事考えてる場合じゃない。
決死のもがき。
気がついたらまた完全勝利してしまった。
まくられないからヒヤヒヤしてたけど結構ぶっちぎってた。
いろは坂のサルじゃねえんだから頭使ってスプリントしような。
あと借り物ロルフ、伸びの良さは確かだ。
ロルフはいいぞ〜(販促)
お買い求めはこちらから↓
あとがき
パンク直後ダッシュで駆けつけてくれたマサミツとやすと、そしてホイールを快く貸して下さったしーまさんには本当に感謝してもしきれない。
レース直後感謝を伝えに行った。
ワイ「しーまさん!!ホイールありがとうございました!」
ニキ「全然いいよ!途中から見始めたからなんでかまてぃがワイのロルフ使ってるのか分からんかったけど!」
無
許
可
で
草
レース後
らはぁ大阪の閉店セール漁ったり、大阪王将ドカ食いして優勝した。
おわり。
Photo by らいと君、リッツさん、マルコマルオさん、T.Yusukeさん、日比さん、tもとさん、、、
もし抜けてたらすみません…有難いことに多過ぎて…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?