今さら⁈吉田沙保里選手へのインタビューについて
リオデジャネイロ五輪女子53kg決勝、銀メダルに終わった吉田沙保里選手の試合直後のインタビューを聞いて違和感を感じたところが2ヶ所あった。
吉田沙保里選手→吉
インタビュアー→イ
吉「たくさんの方に応援していただいたのに銀メダルで終わってしまって申し訳ないです。」
イ「そんなことないですよ、素晴らしい試合でした。」
(中略)
イ「あえて敗因をあげるとしたらどのあたりでしょうか?」
吉「自分の気持ちが…最後は勝てるだろうと思ってたんですけど、取り返しのつかないことになってしまって…」
イ「そんなことは誰も思ってないと思います。」
イ「ご家族の元に行かれましたが…」
私はアナウンサーやインタビュアーのお仕事に対して全くの無知であるが、インタビュアーは自分の意見や主観をあまり言ってはいけないのではないだろうか?
あくまでインタビューする人を引き立たせるのが役割で、黒子に徹しないといけないはずである。
その点でいくとこのインタビュアーの方はインタビューのマニュアルに反している。
しかし私の知る限りこのインタビュアーへの批判の声はあがっていない。むしろこのとき試合を観ていた日本人の気持ちを的確に代弁しており、評価されるべきだと私は思う。
人間のおもしろい部分というのは、世の中の常識、ルール、マニュアルから半歩ぐらいはみ出したところにあるのかもしれない。
#オリンピック #吉田沙保里 #レスリング #アナウンサー #インタビュアー