自分だったら、って考える。
自分事として考える「当事者意識」。それがなんで大事かって話。私は、「経験値が上がる」が答えだと思っている。
実際に経験はしていなくても、
自分の問題として考えることが自分の経験になる。
いざという時に、動ける。
それは、いざという時、自分はどう動くかを考えた経験があるということだから。
仕事をしていた時、
なんとなく会議に参加していただけでは概要を把握できず、全体の動きに合わせて行動できないことがあった。
自分が動くことを想定していないから、その時になって動けない。
私がその場になって、不安で動けなくなるのは、
それまでにまったく考えていないからなのだった。
私ならどう動くか。
その時、周りはどうなるか。
そして、私はどうするか。
自分が参加する一人として、イメージする。
すると、いろんな問題点や疑問に気づくかもしれない。その時、それを指摘できるかどうかは分からない。指摘しても、修正には至らないかもしれない。
ただ、その問題点に気づいて、どう対処するかまでイメージする。それだけでも、備えになっている。
いざと言う時の経験値になる。
結局、やっていないことはできないのだ。
でも、一度でも考えたことがあればできる。
完璧とは言えなくても、自分なりに考えた経験があれば実行に移すことができる。
「自分だったらどうする?」
考えることから準備は始まってる。