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アメリカでの肩腱板断裂修復手術体験記:手術日は元気だった

2024年4月15日(月)、私の一日は午前4時30分に始まりました。右肩の骨折に続き、MRI検査の結果、右肩腱板断裂が判明し、今日はその手術の日。0時から絶飲食していましたが、歯は磨いていいことを看護師さんに確認していたので、歯磨きを済ませ、昨夜と同じようにクロルヘキシジングルコン酸塩消毒布で全身をふきます。


手術前の準備

術後を考えて、前ボタンのシャツ(という名のパジャマ)とテロンテロンのユニクロの部屋着(いつもはパジャマとして使用)を着用しました。アメリカの整形外科の先生は早朝からバリバリと働くようで、私の手術は午前7時30分から。受付は午前6時なので、午前5時30分には家を出ます。徒歩20分ほどの距離なので、朝の新鮮な空気を吸いながら歩いて病院へ向かうことにしました。

受付で免責書類に署名し、手術後に迎えに来てくれるパートナーに電話で詳細を伝えます。看護師さんに案内されて部屋の中に入ると、手術前後の待機用ベッドが並んでいます。私は奥の個室のような部屋へ。そこで手術着に着替えました。

手術までの時間

名前や誕生日、そして手術箇所の確認が行われ、点滴を開始します。絶飲食のため、血管が浮かび上がってこず、左の手の甲は諦めて手首あたりに針を刺されました。別の看護師さんが来て再度問診を行い、最後に担当整形外科医の助手が訪れました。待つこと数分、麻酔科医がやってきて、麻酔の手順を説明してくれました。

点滴からの麻酔に加えて、ブロック注射も行うとのこと。しかし、説明を聞いている途中か、その後か、意識が飛んでしまいました。ブロック注射もよく覚えていません。手術前に挨拶をするはずだった担当医と顔を合わせることもありませんでした。

手術後の目覚め

一度9時半頃に目が覚めましたが、また沈没。次に目覚めたのは午前10時過ぎ。看護師さんに起こされたのか、自分で目覚めたのかはあやふやです。手術中にチューブが入っていたため、喉の奥がヒリヒリと痛みます。

右肩に大きな絆創膏が貼られ、右腕の感覚はゼロ。ふにゃふにゃしていて、それはまるで小さい頃に遊んだ本物みたいな赤ちゃんの人形の感触のようでした。私の意思では動かず、ひねっても叩いても痛くありません。なんとも不思議な感覚です。

回復と帰宅

しばらく休んでトイレに行き、着替えると、つり包帯を装着され、車椅子に乗せられて階下へ。この時点で午前11時30分くらい。車で自宅へ向かいました。ブロック注射が効いているので、痛みもなく、元気いっぱい。手術が終わって安心したのか、ハイな状態でした。

家に戻り、家族や友人に「無事帰還」を知らせ、仕事の電話にも対応。レンタルしたアイスパックの機械で肩を冷やしましたが、冷たさも感じないほど、ブロック注射が効いていました。

一日の終わり

豆乳と一緒にお煎餅とドライマンゴー、ビーフジャーキーを食べて、午後1時30分から午後3時頃まで熟睡。疲れていたようです。その後もアイスパックをしたままベッドでゴロゴロしながらSNSを眺めていました。感覚のない右腕がスマホのスタンド代わり。午後6時過ぎには、大学生時代以来食べたことがなかったTVディナーを食べました。

この頃から少しずつ指先の感覚が戻り、鈍い痛みも感じるようになりました。自分でグーができるようになったので、血流のためのグーパーエクササイズを始めました。午後8時過ぎには痛みを感じ始め、処方された痛み止め(オキシコドン)を通常の半分の1錠だけ服用。とりあえず、眠ることにしました。

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