執筆の神様はギリギリにしか降臨してくれない
少し前に書いた記事、と思っていたら、なんと4か月前(!)に書いた記事に書きましたが、私は自分の嫌いなことならズラズラと書けます。
乾燥機から取り出した洗濯物を畳むのが面倒なので、乾燥機をチェスト替わりに使う、だらしない自分。痩せたいと思いながら、甘いものがやめられない、自分にはどこまでも甘い自分。
まだまだあります。でも、一番嫌いなところは、やらなければいけなことをギリギリまでやらない、グズグズする自分です。特に執筆や翻訳作業で、このグズグズが出てきます。
一応スケジュールとか立てるのですが、自分との約束を守れない私は、なかなか作業に取りかかれないのです。
noteも「書く、書く」と言いながら、書けない、書かない。ライティングのコミュニティで「書きます!」と宣言しながら、書けない、書かない。まあ、やるやる詐欺者な訳です。
なぜ書かないかの表向きの理由は「気が向かないから」です。作家大先生でもあるまいし、どういうこと? っていう感じですよね。実は、以前、電子書籍を完成させようとして、ホテルに宿泊したのですが、筆は進みませんでした。あ、でもリラックスできたのでよかったかなとは思っています。
最近、この「気が向かないから」という理由の裏には別の理由があることがわかりました。それは「書くのが怖い」ということです。書くことは、もちろん大好きなのですが、長年書いてきたが上に、書くことの怖さも経験してきたせいでしょうか。
ついつい完璧主義者になってしまうんですよね。そして、執筆の神様が君臨してくれるまで待つ。というか、お尻に火がつくまで待つ。
そこからの私の集中力は、自分で言うのもなにですが、凄まじいです。寝食を忘れて書いてしまいます。それで、今まで失敗していないから、タチが悪い。どこかで失敗していれば、「これからは早めに取り掛かって、何度も見直ししよう」って思えるのに。
とは言うものの、こういうスリルあふれる状況は、精神上よくないので、そろそろ卒業したい。と思って、仕事部屋の壁に「先取り、前倒し、超集中」と書いた紙を貼りました。
では、これから月末締め切りの原稿に取り組みます。29日しかない今月、余裕の月末を迎えていたいです。