「地域密着シニアサポート推進室」について鈴木さんに聞いてみた！
こんにちは。広報のシライです。
今回は、シリーズ「●●について××さんに聞いてみた！」です。
このシリーズでは鎌倉新書のサービスについてご紹介します！
今回は、高田さんに続き「地域密着シニアサポート推進室」の鈴木さんに普段の業務についてインタビューしました！
▼高田さんの記事
鎌倉新書グループの介護領域を担う「いい介護」と協力し、「いい介護」の相談員としても活動するポジションですが、具体的にはどのような仕事をしているのでしょうか？
地域密着シニアサポート推進室 鈴木さん
地域包括支援センター、老人保健施設、長期療養型病院のソーシャルワーカー、介護医療院のケアマネジャーなど、介護や病気に悩む人のサポートに長年携わる。鎌倉新書に入社したのはソーシャルワーカーやケアマネジャーではできない、多角的な支援をしたいと思ったからだそうです。
実は剣道二段の腕前。三段取得のために練習に励んでいたそうですが、怪我をきっかけに今はセーブ中。その代わりにスポーツジムで水泳したりランニングをして体力の維持に努めているそう。趣味は登山。ゴールデンウイークと年末に友人たちと山に登るのが毎年の恒例。
「地域密着シニアサポート推進室」とは
「地域密着シニアサポート推進室」とは、具体的にはどのような取り組みを行っているのか鈴木さんにお伺いしました。
「病院や居宅介護支援事業所、地域包括支援センターといったところにご挨拶に回っています。私たちは、子会社のエイジプラスが運営する『いい介護』の相談員としても対応しますが、『終活サービスをワンストップで提供している会社です』と鎌倉新書グループ全体のサービスを知ってもらう活動もしています。」
「終活周りのサービスを一括で提供できると言うと、特に地域包括支援センターの方は魅力的に感じてくれます。私も地域包括支援センターでの経験があるのでわかりますが、地域包括支援センターでは葬儀やお金の管理、家財整理などさまざまな終活の相談を受けるんですよ。でも、公的な窓口のために特定の事業者を紹介できない。そこで、我々に任せていただければお客様の状況に合わせたサービスをワンストップでご案内できますよ、とお話ししています。」
新しく作った名刺を見せていただきました。鎌倉新書グループのサービスがパッと目に入ってわかりやすい！
しかも、これは鈴木さんのアイデアで一から作ったんだそう。地域包括支援センター時代にもらった名刺で印象に残っていたものを参考にしたのだとか。
「地域包括支援センターの方に特に評判良いんですよ。職員さんで回覧してくれたりとか、1枚や2枚ではなくてもっと欲しいと言ってくださったり。」
公平中立な立場で背中を押す
老人ホーム紹介センターの相談員としての顔も持つポジションですが、お客様と直接対応する場面ではどのようなことを意識しているのか伺いました。
「介護って、迷うと思うんです。後になってああすれば良かった、こうすれば良かった、と。でも、どうしても決めないといけないときはあることをお客様にお伝えするように意識しています。迷いや後悔ってどうしてもつきまとってくるものなので、『あのときはあれがベストだった』と心を定めるというか。」
「だからと言って、以前に決めたようにしなきゃいけないってこともなくて。『こう決めていたけどやっぱり変えよう』もありだと思うんですよね。」
「介護って正解がないんですよ。逆にこれが間違いということもない。だからこそ迷ってしまうんですが、何かを決断しないと話が進まないのも現実で。施設選びだったらどの施設に入るか決めないと、身体状況が進行して介護の負担が大きくなったり、退院した後に行くところがなくなってしまうこともありますからね。」
「だから、私たちがそれぞれの施設の違いを伝えるわけです。場合によっては『今はこの施設が良いかもしれませんが、将来、介護が必要になったら他の施設に引っ越しする必要がありますよ』とお話ししないといけないこともあります。それが公平中立な立場だからこそできることだと思いますね。」
『情報を提供してより良い姿に導くこと』をしたい
入社して約3ヵ月経った鈴木さんに、今後のご自身の目標を伺いました。
「理想を言っちゃうと、困っている人を助けたい、ということですかね。情報を加工して必要としている方に必要な形で提供していく仕事をしたいと思っています。」
「前職の病院のソーシャルワーカーを辞めたあと、別の病院のソーシャルワーカーになったり、ケアマネジャーの仕事をすることもできました。でも、ソーシャルワーカーの仕事をしたいわけではなかったですし、ケアプランを作りたいわけでもなかったんです。どちらにも共通しているのは、『困っている人に自分の知識を提供してより良い状況に変えるお手伝いをする』こと。それをやりたかったんです。」
「病院のソーシャルワーカーやケアマネジャーは自分の病院のことやケアプランに関することはお手伝いできますが、その範囲の外になってしまうとなかなか難しい。ですが、鎌倉新書グループのサービスを活用すれば、例えば、持ち家の売却して老人ホームの費用を捻出するお手伝いもできるわけです。」
「介護に限らず、ご高齢者が抱える問題はひとつではありません。ですので、自分のこれまでの経験や鎌倉新書グループのサービスの情報を上手く加工して、お客様が最も良い形に導けたら良いかなと思っています。
来週も「地域密着サポート室」の内田さんと高橋さんの記事をアップ予定です！ぜひお楽しみに！！