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皇居一周ウォーキング&ランの会【登山部|活動報告】
登山のための基礎練!そして行き着いたある山の存在……
〜皇居周辺はかつて江戸にあった「神田山」の土砂でできた埋立地だった!〜
こんにちは!登山部には、前回の尾瀬ハイキングから参加している、超絶ビギナー部員の松原(プロダクト開発部所属)です。
2025年の1回目の活動は「登山のための基礎練だ〜〜!」ということで会社近くの皇居を1周ウォーキング&ランをしてきました!
そして、歴史が大好きな私が「都心にも山があったんじゃ・・・🤔」というひらめきをもとに調査すると、なんと!驚きの事実がわかったのです!
ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです⛰️
〜登山部とは〜
2023年5月に発足。かましんのハイカー、トレラン、山ごはん など山好きな方、これから山にハマりたい方が集まる部活です。
▼前回の活動の様子
まずは弊社・鎌倉新書がある宝町から東京駅まで歩いて向かいます。
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荷物をロッカーに入れ、夜の東京駅で記念撮影。冬は空気が澄んでいてライトアップも綺麗で見とれてしまいます。このまま旅に出たくなりますね。
東京駅周辺ではウエディングフォトの撮影がとんでもなく同時多発しており、部員の今泉さんと山下さんが「(山で言う)マイナスイオンばりにハッピーな雰囲気」とつぶやくほど。
しあわせのお裾分けをいただき、ありがたい気分になりました♡
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東京駅から文字通りに真っ直ぐ進むとそこは皇居前!今回のウォーキング&ランの起点です!
皇居前で待っていた橋本さんとも合流し、ここでも記念撮影!
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ここからランするチームとウォーキングするチームに分かれ、皇居1周スタート!
私はウォーキングを選んだので姿勢をよくしてしっかり腕を振って歩いていきます💪
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そして、私たちはある山の存在を感じながら、皇居外苑に立っていたのです・・・・
”それはかつてお茶の水あたりにあった「神田山」という山の存在!”
実は江戸時代の初頭まで日比谷あたりは入江になっており、江戸城の本丸のすぐ近く、現在でいう皇居外苑あたりは海だったんですって!!!
江戸は小さな半島のようになっていて、そこは「江戸前島」と呼ばれていました。大手町あたりもすぐ海だったそうですよ!私たちの会社のある宝町や八丁堀のあたりがこの江戸前島だったようです。
家康が1590年にから駿河国(現:静岡県)から江戸に移り、1603年に江戸幕府を開いた後、江戸の街を日本一の街にするべく大掛かりな土木工事とまちづくりに着手したんですね。
まずは、江戸の城下町を作ることにした家康は、日比谷の入江の埋め立てを実施します。その時に今のお茶の水にあった「神田山」を切り崩す命令をして、その土砂で入江を埋め立てることになったそうです。
お茶の水にある「山の上ホテル」あたりが神田山の頂上だったらしいという話も、なんだか胸熱ですよね。そしてあのあたりが「駿河台」という地名になったのも、駿河国出身の旗本たちが生まれ故郷の富士山が見える場所に住んだからなど諸説あるようですね。
江戸時代に行われたこのような大掛かりな土木工事の歴史は本当に面白くて、まさかの利根川の位置を60年かけて変えて江戸の街を水害から守っただとか、逸話が多すぎるので気になる方は深掘りしてみてくださいね!家康と江戸時代の人々は、現代の東京につながるインフラを整備してくれたのだなと歴史に思いを馳せてしまいます。終活のインフラを目指す弊社・鎌倉新書としてもなんだかめちゃくちゃ勇気がでる話です!
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竹橋あたりで、ちょうど進行方向がお茶の水方面でしたので、「きっとあそこら辺に神田山があったんだね!」「どんな山だったんだろう〜?」なんてお話をしながら張り切って歩きました!
神田山も嬉しかったのか(?)ここは山の麓だったんだぞ〜というメッセージなのか(??)山の天気は変わりやすいということで途中いきなり強い雨に見舞われますが、
無事に東京駅まで戻ることができました〜〜〜〜!!
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山でいうところの山小屋グルメ!ということで東京駅にある、まるで台湾に旅行に来たみたいな食堂でご飯を食べて解散しました!
登山部員はみんな穏やかで優しい人が多くて、いつもとっても楽しいです!山への愛を本当に感じます。
登山部の活動はお天気に左右されてしまい活動できないことも多いので、もしも登山ができなくなってしまった時のためにプランBを必ず考えるのもいいかもね〜と話し合いました。
都内にも屋内でボルダリングやクライミングを体験できる施設などもたくさんあるとのことでリサーチしていきたいと思います。
興味を持ってくださった方はぜひ登山部へ!春の登山を計画中です。みなさんの入部をお待ちしております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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おまけ:加瀬部長が頼んだ大鶏排定食。みんなで一口もらいましたが超絶美味でした。
参考サイト