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「図書館 de 一句」募集中!
「図書館で 安らぎながら 読書する」(おつまみ)
「世界旅行 時間旅行も 叶う場所」(秀斗)
この2つの俳句は令和5年度に鎌倉市図書館で行ったイベント【図書館 de 一句】に寄せられた作品です。
上が中央図書館長賞、下がYAサービス賞に選ばれました。
【図書館 de 一句】
鎌倉市内在住・在学の小・中・高校生を対象に、「図書館」や「読書」をテーマに俳句・川柳を募集しました。
季語は設けず、素直な気持ちを17字に綴ってもらい、応募作品は鎌倉市内の5つの図書館で展示し、来館する方々に見ていただきました。
令和6年度も開催し、令和6年8月15日(木)~9月29日(日)まで募集し、10月30日(水)~12月3日(火)まで展示をします。
鎌倉は古くは松尾芭蕉の俳句にも詠まれ、俳人 高浜虚子とその娘 星野立子が住み、多くの歌を生み出した土地でもあり、俳句との縁は浅からぬものがあります。
「鎌倉を 生きて出でけん 初鰹」(松尾芭蕉)
「鎌倉を 驚かしたる 余寒あり」(高浜虚子)
「鎌倉の 空の青さよ 曼殊沙華」(星野立子)
YA向けの俳句を題材にした小説などもあり、作品を通じて授業などの課題として取り組むのではなく、自分から詠んでみよう!自分にも詠めるかもという気持ちになってくるかもしれません。
『そらのことばが降ってくる -保健室の俳句会-』
(ポプラ社 2021年 高柳克弘/作 あやのあゆ/絵)
『17シーズン - 巡るふたりの五七五-』
(講談社 2024年 百舌涼一/著)
『 わたしの空と五・七・五』
(講談社 2018年 森埜こみち/作 山田和明/絵)
夏休みもあと少し、ちょっとした気分転換に一句詠んでみてはいかがでしょうか?
季語や難しいルールはありません。
あなたの中にある「図書館」や「読書」に対するきもちを素直に表現してください。
応募をお待ちしております‼
令和5年度の応募作品
「本を読む? 宿題をする? なやみごと」(帽子)
「夏休み 夜ふかししても 本を読む」(きょうすけ)
「ほんたちを みんなかえして いいきもち」(カイ)
「図書館は 静かにしよう 思いやり」(御前黙)
「久しぶり 読んでみようか 小説を」(もりや)
「探そうよ 自分の興味 ある本を」(ゆら)
「図書館で 学んだことは 宝物」(深沢太郎)
「「リクエスト」 意味もわからず 頼んでる」(プープー)
「課題やめ 本を読むのが お決まりね」(ダイソン)
「走る君 信じて待つよ いつまでも」(セリヌンティウス)
「友達と 予定を立てて マンガ読む」(しろつめ)
「本を読み 気分良くなり なぜだろう」(ジュースが良かったな)
「感想文 あらすじ読んで 殴り書き」(夏休み最終日)
「本を読み 色々分かって 楽しいな」(龍之介)
「図書館で 本を探した 昼休み」(福)
「本を読む 十人十色の 好みがある」(めぐみ)
「棚眺め 右往左往の 本探し」(茉莉花)
「本めくり おし花はらり 舞う記憶」(調味料)
「図書館の 涼み処を 見つけたよ」(幸・恵)