見出し画像

鎌倉風致保存会さんへ、2023カレンダーの寄付をお届けしました

2月吉日に、「鎌倉ボンズくん2023カレンダー」の売上の一部をとりまとめ、カレンダーとともにお渡しすることができました。ご購入くださったみなさま、販売にお力をくださった皆さま、どうもありがとうございました。

そのご報告と、風致保存会さんの今後のご活動についてお伝えします!

保存のため事務所になっている坂井家住宅  春の訪れを告げる梅や水仙の花が咲き始めていました

昨2022年には、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の紀行でも取り上げられた鎌倉風致保存会さん。江戸時代まで鶴岡八幡宮寺として大勢の僧侶が暮らしていた境内の跡地「御谷」を、戦後の乱開発から守ったことに始まる日本初のナショナル・トラスト団体で、公益財団法人です。ボンズくん2023カレンダーの寄付も、鎌倉の緑の保全・史跡や文化財の保護のために使われます。

そのご活動については昨年のインタビューレポートでご紹介していますので、ぜひまた読んでいただけるとうれしいです。

障子窓から見える、枝垂れ梅がとても素敵でした

風致保存会さんの保護活動は、主に会員の方のお力と一般から募集するボランティアの方と寄付金によって支えられています。しばらくコロナで募ることができない時期が続きましたが、ようやく昨年11月から一般からの募集も再開。事務局の方にお話を伺うと、新しく参加される方もいらっしゃって、とっても有り難いとおっしゃっていました。よかったです!!

主な活動イベントは、
・緑地の草刈りなど山の手入れを行う「みどりのボランティア
活動場所は、御谷や、十二所果樹園、建長寺回春院・浄光明寺・光則寺の境内緑地、大仏切通、東勝寺跡など、いずれもふだん一般には入れない鎌倉の歴史と自然を堪能できるエリアです。初心者からベテランまで、思い思いのペースで作業できて、作業の後は自然観察などのお楽しみが待っています。

企業の方のCSR活動として、学校の活動として、参加するというケースもあるそうですが、地域&環境に貢献できて楽しくて一挙三得ですね。

風致保存会さんの前の道は、サワガニさんの横断歩道でもあります。

2023年のイベントは、みどりのボランティアの他、講師の方のお話を聞きながら歩く「歴史ウォーク」「みどりウォーク」、専門家の講義を受けられる「お話サロン」など、毎月いろいろ予定されています。

鎌倉歩きがますます楽しくなるこれからの季節、鎌倉風致保存会さんのホームページTwitterをチェックしてみてくださいね。

帰りがけ、近くにある海蔵寺さんへお参り
足元には春がいっぱい

2022年9月に若宮大路にオープンした、英国アンティーク博物館(BAM鎌倉)。隈研吾氏によるデザインが目を引くこちらの建物の4階フロアには、鎌倉風致保存会さんやナショナル・トラスト、御谷騒動、古都保存法を解説するパネル展示や募金箱が設置されているそうです。4階の窓の1つからは、八幡さまの御谷が見えるとのことなので、足を運んでみたいです!

まだ風は冷たかったけれど、花のお寺はこの日もきれいでした。

おまけ:3月のボンズくん、カレンダーでのつぶやきは「一輪の花にも春がいっぱい」 →禅語は「一花開天下春」です。

ちょうど境内で結婚式の撮影が!おめでとうございます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?