日経平均株価は下落から上昇に転じた可能性が高いです
こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。2021年8月29日週分のkabu通を配信させていただきます。
「日経平均株価が徐々に下落していますが、いつごろ上昇に転換しそうですか?」
という質問にお答えしたいと思います。
結論から言うと・・・「“今”転換していると思います」です。
転換すると思う理由は2つあります。
1、日経平均株価は8月に底をつき、年末にかけて上昇する傾向にあります。
2、「フォロースルー」が確認できています。
理由2つを1つひとつ解説したいと思います。
1、日経平均株価は8月に底をつき、年末にかけて上昇する傾向にあります。
「Sell in May」(株は5月に売れ)という投資格言をご存じでしょうか?
「株価は5~8月に下落する傾向にあるので、5月には株を売ってしまいましょう!」という意味です。
この手の投資格言を“アノマリー”と言います。
アノマリーとは、「特に理由はわからないのだけれども、そんな傾向があるよね!」というものを指します。
「Sell in May」もまさにアノマリーであり、相場全体では5月から下落する傾向にあります。
日本の相場だと、8月に底をつくことが多いです。
2、「フォロースルー」が確認できています。
フォロースルーは、株価が下落から上昇に転換するサインの1つです。
フォロースルーの厳密な定義は以下のとおりです。
【これ(フォロースルー)は通常の反発の4日目から10日目の間に起こり、主要な株価指数の少なくとも1つが前日よりも出来高の増加を伴いながら、1.7%以上上昇する。】
参照)オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)
実は“主要な株価指数”にあたる“マザーズ指数”でフォロースルーが確認できています。
・2021年8月18日にマザーズ指数の底と思われるローソク足がつきました(通常の反発の1日目)
・同年8月23日にマザーズ指数は前日比で2.87%上昇しています(通常の反発の4日目)
・通常の反発の4日目でマザーズ指数が1.7%以上上昇しているので、同年8月23日のローソク足がフォロースルーと言えます。
マザーズ指数の日足チャート(2021年8月27日現在)
※赤字の数値は反発の〇日目を表しています。
ということで、これから日本の相場全体は上昇していくと考えられるわけです。
このフォロースルーに関しては、僕自身も検証済みです。
コロナショック時のフォロースルーの解説を、記事「決定版!日経平均株価の“底”の見分け方」にまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
【決定版!日経平均株価の“底”の見分け方】
https://wp.me/p86vdr-ly
それでは~。
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よろしくお願いいたします。
かまくら
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